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【中山記念】ひと皮むけてパワーアップ フィフスペトル

以前の激しい気性は影を潜めつつあるフィフスペトル

美浦 南W 良 馬なり 82.1-66.2-52.0-38.6-13.3 前走のマイルCSでは、11番人気という低評価を覆して2着に健闘したフィフスペトル。ロスなく理想的に運べた結果とはいえ、関西圏のGIで好走できたことは、陣営にとって大きな収穫となったはずだ。今回は強敵相手、3カ月ぶりの実戦と乗り越えるハードルは高いが、【3.1.1.3】と得意の中山が舞台だけにここでも一発があるかもしれない。 前走後はリフレッシュ放牧に出して、ここを目標に今月上旬に帰厩。「コーナーが4つあるこの条件は良いリズムで走れるので、復帰戦をここに決めて乗り込んできた」というようにウッドコースを中心に意欲的な調整が行われてきた。1週前追い切りでは僚馬に1馬身遅れたが、この馬自身の動きは良く、まずまずの時計もマークした。 そして、本日(22日)に行われた最終追い切りもウッドで併せ馬。テンからスムーズにスピードに乗ると、直線は一杯に追われる相手に対し余裕の手応えで上記のタイムをマークした。最後は内から差されて1馬身ほど遅れる形となったが、「少し脂が乗っている感じはするが、休み明けとしてはまずまず」と加藤征調教師は合格点をつけた。 さらに師は「以前の激しい気性は影を潜めつつある。仕上がり状態が良いというより、ひと皮むけてパワーアップもしているし、凄く雰囲気が良い。春の大目標は安田記念だが、そこへ向けて良いスタートを切りたいね」と期待を込める。前走の走りかフロックか否か、結果で証明したいところだ。 ★前走のマイルCSではクビ差の2着 【マイルCS】池添騎手騎乗のエイシンアポロンがGI初制覇 ★2歳時の函館2歳S以来の重賞2勝目 【京成杯AH】中山は俺の庭! フィフスペトルが約2年ぶりに重賞制覇 ★【中山記念】の出走各馬の追い切り評価は? データ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」
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