おしらせ
89年鳴尾記念など制覇 ミスターシクレノンが死す
1989年の鳴尾記念などを制したミスターシクレノン(牡27)が19日にけい養先の北海道新ひだか町のローリングエッグスクラブで死んだことが分かった。死因は老衰のため。 同馬は父ミルジョージ、母ナオユキ(母父ジルドレ)で、半弟にミスタートウジン(中央11勝など)らがいる血統。1987年9月にデビュー勝ちを収め、続く野路菊Sも勝利。クラシック本番には進出ならなかったが、古馬となってから1989年天皇賞・春で2着に入るなど芝中長距離の重賞戦線で徐々に存在感を発揮し始め、89年の鳴尾記念(当時はGIIで芝2500m)で重賞初制覇となった。以降も渋太く活躍を続け、1992年のダイヤモンドSで重賞2勝目を挙げている。ダイヤモンドS勝ちを最後に1992年現役を引退(JRA通算成績32戦5勝、うち重賞2勝)し、同年から種牡馬入り。1999年に種牡馬を引退したのちは04年にローリングエッグスクラブに引き取られ余生を過ごしていた。 ★データ、全馬追い切り短評を掲載 週末の重賞攻略は「UMAJIN.net」の「レース情報」コーナーにお任せ!
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