おしらせ
【中山記念】有力馬1週前追い切りレポート
26日の日曜日、中山競馬場のメインレースとして行われるのが第86回中山記念(GII、芝1800m)だ。この一戦に出走を予定している有力馬たちのプロフィールを詳細レポート! トゥザグローリー 前々走有馬記念で3着、前走の日経新春杯はトップハンデ58.5キロを背負いながら完勝。GIタイトルこそ手にしていないが、古馬中長距離戦線においてはトップクラスの力量の持ち主であることは疑いようがない。前走後は短期放牧でリフレッシュし、9日から速い時計を出し始めている。16日は栗東ウッドで岩崎騎手(本番は福永騎手)を背に準オープン馬を0秒6追走。終いしっかり追われ逆に0秒6突き放しての先着を果たした。時計は6F84秒9-1F12秒7(G前追う)。仕掛けへ機敏に反応できており、重心の低い走りが印象的。一連の勢い維持を感じさせ、間違いなくいい状態だ。 エイシンアポロン 昨秋、富士S勝ちをステップに続くマイルCSも制覇。GIタイトルホルダーの仲間入りを果たした。3カ月ぶりの復帰戦になるが、鉄砲は苦にしないタイプ。朝日杯FS2着、弥生賞2着とコース適性も問題なく、上位争いへ確実に加わってきそう。マイルCS後の放牧から1月中旬に栗東へ帰厩し、以来坂路で入念に乗り込まれている。16日は池添騎手を背に栗東坂路で4F53秒0-1F13秒1(一杯)と、この日のコンディションを考えれば上々の時計をマーク。やや体に余裕を感じるが、今週ビシッとやれば態勢整ってくるだろう。 レッドデイヴィス シンザン記念ではオルフェーヴル、マルセリーナを封じ毎日杯ではトーレンレーヴ、コティリオンらを相手に勝利。休み明けの鳴尾記念では古馬相手に快勝しており、力量は折り紙つきだ。前走有馬記念は9着だったが、適距離ならこのメンバー相手でも勝ち負けあっていい。放牧明けの乗り込みは順調。仕上がりは早いタイプで、さっそく鋭い動きを連発している。15日は栗東坂路でオウケンブルースリ(7歳オープン)を0秒3追走、直線での追い比べを制し0秒1の先着を果たした。手応えでも圧倒しており、万全の態勢にある。 フェデラリスト 1000万下戦、1600万下戦を連勝して臨んだ前走中山金杯でも快勝を果たした。メンバーは一気に強くなるが、3連勝の勢いがあるだけに当然軽視はできない。前走後は短期放牧に出され、1日に美浦へ帰厩。中間見せている動きはキビキビしており、緩みはまったく感じられない。16日は蛯名騎手を背に美浦ウッドに入って単走。道中は抜群のスピード感で進み、直線で促されると重心をグッと沈めてしっかりと伸びた。馬体には柔らかみがあり、肌ツヤも上々。文句なしの仕上がりぶりで、今週は流す程度で大丈夫。 ダイワファルコン ここまで中山芝で5勝、前走中山金杯では2着とコース相性は抜群。東京開催は見送り得意の中山戦を目標に、じっくり調整されてきている。15日は美浦ウッドで長めから追われ、直線は鋭い反応からまっすぐに弾けた。全体時計は優秀そのもの。馬体もはち切れんばかりで、気配面は申し分ない。後は相手関係だけ。 リアルインパクト 昨春、3歳にして安田記念を制覇という快挙を達成。昨秋の走りは精彩を欠いたが、立て直されての巻き返しは十分に考えておきたい。放牧から3日に帰厩しており、復帰戦をここに見据えて狂いのない調整が続いている。9日にハードな併せ馬を消化し、気配は一気に上昇。16日にも美浦ウッドで併せ馬となったが、鞍上石橋脩騎手の仕掛けにスムーズな反応を示し先行していた馬を1馬身抜き去る絶好の動きを見せた。切れのあるフットワークは好調時と遜色なし。態勢は整っている。 ★これでGIIは3勝目でした。 【日経新春杯】トゥザグローリーが格の違い見せる圧勝 ★データ、全馬追い切り短評を掲載 【中山記念】攻略は「UMAJIN.net」の「レース情報」コーナーにお任せ!
Tweet | シェア |