おしらせ
【エンプレス杯(川崎)】船橋のツートップが中央勢を迎え撃つ
29日に川崎競馬場のメインレースとして行われるのは、南関7頭、高知3頭、中央4頭の計14頭によって争われる第58回エンプレス杯(交流GII、ダ2100m)。昨年に続いての参戦となる中央のミラクルレジェンドや、前走で交流重賞を制している船橋の“ツートップ”など、豪華メンバーが顔を揃えている注目の一戦の展望をお届けしたい。 最注目は、前走のクイーン賞で交流重賞初制覇を飾った船橋のクラーベセクレタだろう。今回は川崎2100mに舞台が移るが、2走前に出走した同舞台のロジータ記念で、次走で交流重賞を制することとなるハルサンサンに3馬身差をつける圧勝劇を演じているだけに問題ない。引き続き54キロの斤量で出走できるのも有利で、上位争いは必至だろう。 同じく船橋から参戦する前出のハルサンサンも、前走のTCK女王盃で交流重賞タイトルを獲得して勢いに乗っている。こちらも前走に引き続き54キロの斤量で出走でき、川崎2100mも重賞で上位争いしているだけに心配無用。“船橋のツートップ”がワン・ツーフィニッシュを飾る可能性までありそうだ。 対する中央勢の大将格は、重賞4勝、そのうち3勝が交流重賞というミラクルレジェンドだ。3連勝と勢いに乗って挑んだ前走のJCダートは6着止まりだったが、歴戦の牡馬に混ざって0秒5差なら悪い内容ではない。地方の牝馬限定戦なら力上位なのは明らかで、巻き返すことができる可能性は高いのではないか。 TCK女王盃で3着だった中央のプレシャスジェムズは、武豊騎手を再起用してさらに上の順位を狙っている。条件馬の身で挑戦した昨年のこのレースは中央勢4頭が上位を独占する中での4着だったが、その後自己条件で実績を積み重ね、今年はオープン馬として堂々と出走を果たす。当時と比べて力をつけているのは明らかで、天才ジョッキーの手綱捌きが加われば“アッ”と驚くシーンを見せてくれるかもしれない。 TCK女王盃5着だったのは、中央のパールシャドウ。オープン入り後は牝馬限定の交流重賞で4、4、5着と惜しい競馬が続いているが、先行馬が揃った今回は展開面で有利になりそう。コンスタントにレースをこなしており状態面で大きな上積みはないが、2100mの適性も高く、ここで一気に浮上してきても不思議ではない。 ★単勝1.5倍の断然人気に応え交流重賞初制覇 【クイーン賞(船橋)】地元のクラーベセクレタが人気に応え快勝 ★上位人気の中央勢を強烈な末脚で一蹴 【TCK女王盃(大井)】中央勢蹴散らした!7番人気ハルサンサンが豪快差し切り ★人気を分け合ったラヴェリータとのマッチレースを制す 【JBCレディスクラシック】ミラクルレジェンドがレコードで初代女王に
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