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【オーシャンS】有力馬1週前追い切りレポート
3日の土曜日、中山競馬場のメインレースとして第7回オーシャンS(GIII、芝1200m)が開催される。GI高松宮記念へ向けて重要な前哨戦となるこのレースへ出走を予定している有力馬たちのプロフィールを詳細レポート! カレンチャン 昨年はフル稼働し、GIスプリンターズSを含む重賞を4連勝。暮れの香港スプリントこそ5着に終わったが、4コーナーで窮屈になる場面がありながらも直線で立て直し勝ち馬に0秒4差の5着まで詰め寄った。やはり力はある。休養明けは高松宮記念直行のプランで調整されていたが、帰厩後の状態が良好なためここに登録。22日は栗東坂路でトウカイミステリー(6歳オープン)を後方から迎え撃つ併せ馬となり、詰め寄られはしたものの余力たっぷりで先着を果たしている。4F52秒7-1F13秒3(馬なり)と、時計も馬場コンディションを考えれば上々のもの。最終的な出否は最終追い切り後に下されることになりそうだが、鉄砲は苦にしないタイプでもあり、行きがけの駄賃とばかりタイトルをかっさらっていきそうな雰囲気だ。 エーシンダックマン 徹底先行が持ち味。再昇級2戦目だった前々走の淀短距離Sで勝利を収め、続く前走シルクロードSではロードカナロアに0秒4差の2着に入っている。着実に力をつけてきており、そろそろタイトル奪取があっていい。22日は栗東坂路で追われ、4F54秒5-1F15秒3(一杯)と終いに失速。ただ、馬場コンディションが影響したものでフットワークそのものは素軽かった。使い詰めで来ているが、この馬なりにいい状態をキープできている。 ダッシャーゴーゴー 昨年このレースの覇者が今期の始動戦で連覇を目論む。悲願のGI勝ちへ勢いに乗る結果を残したいところだ。放牧からの帰厩後は、ここ一本に絞って順調な調整が続けられている。15日は栗東坂路で4F54秒7-1F12秒8(一杯)、22日は同じく坂路で4F52秒3-1F12秒5(一杯)をマーク。いずれも時計の出ないコンディションのなか、終い12秒台連発と順調そのものだ。体はやや太めに映るが、もうひと追いできっちり絞れてくるだろう。 エーシンヴァーゴウ 昨夏はカレンチャンをまくってサマースプリント王の座を奪取。今期復帰戦だった前走シルクロードSは15着に沈んでしまったが、叩かれた上積みを考えれば上位争いの可能性は十分だ。ドバイのアルクオーツスプリントへ向けて、いい壮行戦にしたい。中間は順調に乗り込まれており、22日は栗東坂路で4F53秒6-13秒7(一杯)をマーク。終いにしっかり負荷をかけられ、時計以上の切れ味は感じさせた。太かった体も絞れつつある。 グランプリエンゼル 勝ち星からは遠ざかっているが、3走前の京阪杯で0秒2差の2着、2走前のラピスラズリSで2着、前走のシルクロードSで5着と溜める競馬ができるようになってから安定感が出てきた。中間は短期放牧に出され、22日が帰厩後の初時計。栗東坂路で4F53秒3-13秒3(一杯)とダイナミックなフォームから上々の数字を叩き出し、緩んだ雰囲気は感じられない。いきなりやれそうな態勢だ。 ★世界の強豪相手に快勝 【スプリンターズS】カレンチャンが5連勝でGI制覇 ★データ、全馬追い切り短評を掲載 【オーシャンS】攻略は「UMAJIN.net」の「レース情報」コーナーにお任せ!
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