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【チューリップ賞】有力馬1週前追い切りレポート
3月3日のひな祭り、阪神競馬場のメインレースとして行われるのが、3歳の乙女たちによって争われる第19回チューリップ賞(GIII、芝1600m)だ。1?3着馬までに桜花賞への優先出走権が与えられる一戦。出走を予定している有力馬たちの、1週前追い切りの模様をレポート! ジョワドヴィーヴル 昨年の2歳女王。阪神JF制覇後は放牧に出され、2月上旬に馬体もひと回り大きくなり栗東に戻ってきた。8日から時計を出し始め、22日、25日とトリップ(弥生賞を予定)と併せ馬を行なっている。25日にはクビ差の先着を果たし、バネの利いたフットワークを披露。週を重ねるごとに馬体も引き締まり、自分で体を作ってきている印象だ。キャリアが浅い点は気になるところだが、それでも不動の中心だろう。 ジェンティルドンナ 2連勝で牝馬ながらシンザン記念を制覇。テンションが上がらず精神面でしっかりしている点が、好走に繋がっている一因だろう。この中間は熱発があって4日間ほど楽をさせたが、24日には僚馬レッドクラウディア(樅の木賞勝ち馬)と栗東坂路で併せ馬。4F55秒4-1F14秒1(強め)をマークし同入をはたした。重い馬場を考慮すれば時計も及第点で、今週のもう1本できっちり仕上がりそうな雰囲気だ。 エピセアローム 前走・阪神JFは2番人気に推されながら、よもやの8着。小倉2歳S覇者が、ここで巻き返しを期す。リフレッシュ休養の効果もあり、疲れやストレスが全く見られなくなったのは大きな変化。胸前に厚みを増し、馬体は逞しくなっている。ここ数週は浜中騎手がつきっきりで調教に跨っているが、22日にはアダムスピーク(弥生賞を予定)と栗東坂路で併せ馬を行い、大きく先着。パワー溢れるダイナミックな動きを披露している。 プレノタート 前走・クイーンCは4着。府中への初輸送で、マイナス12キロと大きく体を減らしながら、それでも推定上がり3F33秒6の脚を使って追い込んできていた。レース後の回復は早く、体もふっくらと見せている。肩先から胸前にかけて筋肉がつき、馬体に一段と幅を増した印象だ。間隔が詰まっているため速い時計こそ出していないが、24日には栗東坂路でしっかりと負荷をかけられた。気難しい面も見せず、今のところ調整は順調だ。 ラシンティランテ 前走フェアリーSは、折り合いこそついたものの、上がりだけの勝負になり厳しかった印象。ひと息入れ、立て直した効果は十分感じられる。22日には栗東ポリトラックコースでアドマイヤジャガー(5歳1000万下)と併せ馬を行い、6F80秒0-4F49秒9-1F11秒8(G前追う)という好時計をマークし先着。素軽いフットワークが目につき、トモ回りの筋肉のつき方も違ってきている。以前のイラつく面も見せず、リラックスできている点にも好感。フィリーズレビューに回る可能性もあるが、こちらに使ってきても力は出せそうだ。 ★キャリア2戦で2歳女王に! 【阪神JF】抽選くぐり抜け母仔制覇 ジョワドヴィーヴルが2戦目で載冠 ★牡馬を蹴散らし重賞制覇 【シンザン記念】紅一点ジェンティルドンナが重賞初制覇 ★データ、全馬追い切り短評を掲載 【チューリップ賞】攻略は「UMAJIN.net」の「レース情報」コーナーにお任せ!
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