おしらせ
【すみれS】長い審議の末 ベールドインパクトが1着に
ニューダイナスティ(牡3、栗東・石坂)がゲート内で暴れたため取り消しとなり、6頭立てで争われた3歳馬によるオープン特別・すみれS(OP、芝2200m)。長い審議の末、1着となったのは単勝2.4倍の1番人気に推されていたベールドインパクト(牡3、栗東・大久保龍)だった。鞍上は藤岡佑介騎手、勝ち時計は2分18秒9(良)。 1周目スタンド前の先行争いは、クランモンタナ(牡3、栗東・音無)とベールドインパクトが互いに譲り合うような形で並んでいたが、1度目のゴール板を過ぎたあたりでメイショウデビッド(牡3、栗東・池添)が主張。一気にハナに立ち、ゆったりとしたペースで逃げた。 クランモンタナが2番手に付け、3番人気アドマイヤレイ(牡3、栗東・友道)が3番手。ベールドインパクトはいったん控えて4番手、その後ろを2番人気ミルドリーム(牡3、栗東・角居)が追走した。 3?4コーナー中間地点でピッチが上がり、6頭ほぼ一団で直線へ。先に抜け出しに掛かったのは、クランモンタナとベールドインパクト。その2頭の間を狙ってアドマイヤレイ。さらに、大外からミルドリームも追い込んでくる。完全に4頭の争いとなったが、残り100m地点で内にヨレたベールドインパクトの影響を受け、アドマイヤレイが後退してしまう。ミルドリームも苦しくなり伸びを欠いた。 抜けたのは2頭、最後は内クランモンタナを外ベールドインパクトが3/4馬身おさえて、ゴール板を駆け抜けた。しかし審議の青いランプが灯る。長い審議となったが、走行妨害には至らないと認められ、そのまま確定となった。なお2着から2馬身差の3着にはミルドリーム、不利を受けたアドマイヤレイは4着で入線している。 配当は単勝240円、馬連540円、馬単920円、3連複320円、3連単1,660円という堅い決着(返還馬番 1番)。勝ったベールドインパクトは父ディープインパクト、母ヴァイオレットラブ(母父ドクターデヴィアス)という血統で、半姉に07年ヴィクトリアMを制したコイウタなどがいる。 ※詳しいレース結果はコチラ ★水曜の編集部コラムで 勝ち馬ベールドインパクトを推奨していた編集部高津 ★今週も注目3歳馬が続々と出走予定 今週の3歳戦「ここが見どころ」 ★2012→2013年度POGの対象となる10年産駒の全頭リストが公開 【お知らせ】次年度POG用10年産駒全頭リストDL開始!
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