おしらせ
【今週の新馬戦・注目馬】愛1000ギニー勝ち馬を母に持つロードカナロア産駒やゴドルフィンの良血外国産馬などがデビュー
■1月8日の中山競馬場第3R・メイクデビュー中山(新馬、ダ1200m)でムーンシャドウ(牡3、美浦・武井)が初陣を迎える。父は米ダートGI3勝のドレフォン、伯父に東京大賞典、マイルCS南部杯、かしわ記念などを制しダートグレード競走で大活躍を見せたブルーコンコルドがいる砂の名血だ。デビューに向けてしっかりと乗り込まれており調整自体は順調。まだ若さを見せるところもあるが、素質は良いものがありそうだ。鞍上は菅原明騎手。
【ムーンシャドウ】
父ドレフォン
母シャドウムーン
母父キングヘイロー
■1月8日の中山競馬場第6R・メイクデビュー中山(新馬、芝1600m)でロードカナロア産駒ディエルメス(牡3、美浦・国枝)が三浦騎手の手綱で初陣を迎える。母はアイルランド1000ギニーを制し、同年秋にベルモント競馬場のガーデンシティSを勝利と愛、米でGIを制覇したサミター。3歳上の半兄ダノンチェイサーは2億7000万円(税込)でセレクトセールにて購買され、きさらぎ賞を勝利、NHKマイルCでは4着に入っている。12月初頭から入念に乗り込まれてきた。時計こそ目立たないが実戦向きの雰囲気が漂う良血馬だ。
【ディエルメス】
父ロードカナロア
母サミター
母父Rock of Gibraltar
■1月8日の中京競馬場第4R・メイクデビュー中京(新馬、ダ1200m)でグアナバラ(牝3、栗東・新谷)が初陣を迎える。母ハーロンベイはJRAのダート1200mの競走で4勝を挙げた。11月下旬から厩舎で乗り込まれてきたグアナバラ。2週にわたってレースでも騎乗する和田竜騎手に稽古をつけられ、最終追い切りでは栗東坂路で4F52秒9-1F12秒4(一杯)と水準の時計をマークした。初戦の走りに注目したい。
【グアナバラ】
父ブラックタイド
母ハーロンベイ
母父Elusive Quality
■1月8日の中京競馬場第6R・メイクデビュー中京(新馬、芝1600m)ではエイシングラス(牡3、栗東・渡辺)がデビューする。父エイシンヒカリ、母エーシンスペリアー、きょうだいいずれも「エイシン」冠で走っているようにオーナーゆかりの血統だ。年末のCウッドでの追い切りでいい動きを見せており、直線の長い芝コースは相性が良さそう。西村淳騎手の手綱でデビュー勝ちを目指す。
【エイシングラス】
父エイシンヒカリ
母エーシンスペリアー
母父King’s Best
■1月9日の中山競馬場第6R・メイクデビュー中山(新馬、芝2000m)で、レイヴンズコー(牡3、美浦・大竹)が初陣を迎える。母は日本に輸入された繁殖牝馬だが、アイルランドに赴きレイヴンズパスと交配。現地で生産されたマル外馬となる。父レイヴンズパスは現役時にBCクラシックなどGIを2勝。レイヴンズコーと同じくゴドルフィンが所有した産駒タワーオブロンドンは、スプリンターズSなど重賞5勝を挙げた。牝系に目を移すと、伯父キャットオマウンテンがドバイWCで3着、大叔父にフェブラリーSを勝ったノボトゥルー。12月16日の時点でウッド6F80秒を切る時計を出せており、能力は相当高そうだ。鞍上は戸崎騎手。
【レイヴンズコー】
父Raven’s Pass
母Caterwaul
母父Street Cry
■1月9日の中京競馬場第6R・メイクデビュー中京(新馬、芝2000m)で、ブレイズアウト(牡3、栗東・池江)がC.デムーロ騎手の手綱で初戦に挑む。母は芝1400mの仏GIフォレ賞で2着に入ったスウィートハース。半姉にローズSで13番人気ながら3着に入り、秋華賞でも5着と健闘したラテュロス、いとこにレガーロ(全日本2歳優駿で2着など)がいる。大晦日の3頭併せでは既にデビューしている同年齢の2頭に対し、最優勢の動き。1月5日の稽古ではオープン馬ディープモンスターら年長の2頭に対して、しっかり食い下がった。脚力、仕上がりともに水準以上。またこのレースではニューヴァージョン(牡3、栗東・坂口)も出走する。母は英愛で重賞4勝。父シーザスターズの持ち込み馬だった半兄エンジニアは中央5勝、新潟記念で4着に入るなどの活躍を見せた。12月27日、1月5日のCW併せ馬で追走先着を連発。好仕上がりと見ていい。鞍上はC.ルメール騎手。
【ブレイズアウト】
父オルフェーヴル
母スウィートハース
母父Touch Gold
【ニューヴァージョン】
父ドゥラメンテ
母ロリーフォードリー
母父Oratorio
■1月10日の中山競馬場第4R・メイクデビュー中山(新馬、ダ1200m)でクインズソフィア(牝3、美浦・奥平)が横山武騎手を背に初陣を迎える。半兄ケイアイビリジアンはダート短距離を中心に走りJRA3勝、伯母には2015年京都牝馬Sなど重賞2勝を挙げ、同年のヴィクトリアマイルで12番人気ながら2着に好走し3連単2000万超の特大配当を演出したケイアイエレガントがいる。攻め本数がいささか少ないのは気がかりだが、美浦坂路で52秒台の時計をマークしているように水準の脚力は備えていそう。伯母も古馬になってから活躍を見せたように長い目で追いかけたい一頭だ。
【クインズソフィア】
父ヘニーヒューズ
母プラチナレイン
母父アグネスタキオン
■1月10日の中山競馬場第6R・メイクデビュー中山(新馬、ダ1800m)ではキングズソード(牡3、栗東・寺島)がデビューする。全兄にはプロキオンSを制し、マイルCS南部杯で3着の実績を残したキングズガード。“盾”の兄に対し、“剣”の弟と対をなす名前となっている。意欲の東上でもあり陣営としても気合いが入る一戦だろう。兄を重賞制覇に導いた藤岡佑騎手を鞍上に迎え、デビュー戦を白星で飾ることができるか。
【キングズソード】
父シニスターミニスター
母キングスベリー
母父キングヘイロー
■1月10日の中京競馬場第4R・メイクデビュー中京(新馬、ダ1800m)でプレストバローズ(牡3、栗東・友道)が初戦に挑む。父は新種牡馬ドレフォン、半姉に中山牝馬Sなど重賞2勝のフェアリーポルカ、半兄にJRAで4勝を挙げ昨年の中山金杯で2着と好走したココロノトウダイなどがいる。友道厩舎がダートの新馬戦で管理馬をデビューさせるのはレアケース。2021年の該当事例は2例のみだったが、そのいずれもで勝利を収めている。名伯楽が高いダート適性を見込んでいるのだろう。初戦の走りに要注目だ。鞍上は川田騎手が務める。
【プレストバローズ】
父ドレフォン
母フェアリーダンス
母父アグネスタキオン
(Text:Nishimura/Hiraishi)
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