おしらせ
【WIN5(5) 中山11R/弥生賞】アダムスピークが無敗で皐月へ向かうか
4日、2回中山開催4日目のメインレースには皐月賞トライアル・弥生賞(OP、芝2000m)が組まれている。本競走はWIN5対象5レース目。最重要ステップレースとなるこの一戦の展望をお届けしたい。なお、発走時刻は15時45分の予定となっている。 クラシックの登竜門として名高いラジオNIKKEI杯2歳Sの勝ち馬アダムスピークがここから始動する。2月29日に行われた最終追い切りは新タッグを組むこととなった内田博騎手を背に、ジェンティルドンナ(3歳オープン)と併せて栗東坂路を登坂。両馬ともにびっしり追われるハードメニューを課せられ、4F56秒5-1F13秒5(一杯)をマークした。ラストはきっちり併入を果たしており、久々ながら脚取りもしっかり。 馬場状態が悪かったためタイムこそ見栄えはしないが、上々の動きを見せている。「今週は騎手が乗っていい動きだった。イメージしていたよりも、逞しくなっているね」と石坂師は冬を越してパワーアップを強調。デキが良く、実績も最上位とあらば最も勝利に近い馬だろう。 デビュー戦→京都2歳Sと連勝。トリップはラジオNIKKEI杯2歳Sで1番人気に支持されるも、アダムスピークからコンマ5秒差の4着に敗れている。2月上旬から入念に乗り込まれ、先月29日の最終追い切りは昨年の2歳女王ジョワドヴィーヴル(3歳オープン)と栗東ウッドコースで併せ馬。活気溢れるフットワークで1馬身の先着を果たしている。タイムは6F88秒6-3F41秒8-1F12秒5(一杯)。ラストは鋭く伸びており、前走から間隔があいたが、早くも実戦モードに切り替わっている。「休む前よりも今の方は具合は良さそう。輸送さえこなせれば、権利(3着まで)は取ってくれる」と松田博師の自信は揺るがない。前走で敗れたアダムスピークに逆襲する。 デビュー戦こそ4着に敗れたが、未勝利戦→500万特別と連勝。兄にローエングリンを持つ良血エキストラエンドが3連勝で重賞制覇を果たすか。水曜の最終追い切りはC.デムーロ騎手が跨り、栗東ウッドでトーセンケイトゥー(4歳500万下)らと3頭併せ。直線で内に潜り込むと、楽な手応えのまま鋭伸し最先着でゴールした。タイムは6F83秒6-3F37秒8-1F11秒6(馬なり)。稽古を見守った清山助手は「時間をかけて、じっくりと調整できた。今朝もスムーズな動き。王道を歩んでいける器だと思う」と素質の高さを評価している。一気に相手強化だが、今回のメンバーとは初対戦なだけに未知の魅力もたっぷり。 1枠1番と絶好枠を引いたメイショウカドマツ。今回も積極的な競馬で運べば、前走の再現まであっていいだろう。29日の最終追い切りは栗東ポリトラックで5F62秒4-3F36秒4-1F11秒6(一杯)を計時。併せたメイショウガルソン(5歳500万下)に1馬身ほど及ばなかったものの、「相手が動きすぎただけ」と藤岡健師は意に介していない。続けて「ハナに行ったほうがいい」と、トレーナーからは逃げ宣言が飛び出している。連勝で皐月賞へと駒を進めるか。 2走前の寒竹賞では展開に泣いたジョングルール。完勝した前走は平場だったとは言え器の違いを見せつけており、このメンバーに入っても楽しみな1頭だ。先日の最終追い切りは美浦ウッドでリアルファッション(3歳未勝利)と併せ馬。直線では脚色優勢のままパートナーを5馬身突き放し、余力たっぷりにフィニッシュした。タイムは5F69秒6-3F39秒6-1F13秒4(強め)。仕掛けられてからの反応は上々で、ダイナミックなフォームが印象的だった。「予定通りの追い切りで、動きや反応は文句なし。好勝負を期待したい」と尾形師に臆する構えはない。 ★編集部員の予想も必見! 「WIN5マニアの2億円事件」も土曜18時に更新! ★WIN5対象1レース目の見解 【WIN5(1) 阪神10R/大阪城S】態勢万全ショウナンマイティが主役 ★WIN5対象2レース目の見解 【WIN5(2) 中山10R/上総S】マイネルオベリスクが3度目の正直 ★WIN5対象3レース目の見解 【WIN5(3)中京11R/中日新聞杯】状態は万全 大外克服だダノンバラード ★WIN5対象4レース目の見解 【WIN5(4) 阪神11R/仁川S】前走度外視していい ゴルトブリッツ
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