おしらせ
【WIN5(3)中京11R/中日新聞杯】状態万全 大外克服だダノンバラード
4日、WIN5対象レースの3鞍目が、中京競馬場で行われるハンデ重賞・中日新聞杯(GIII、芝2000m)だ。発走時刻は15時25分の予定。 昨春東京開催だった皐月賞3着、前走の日経新春杯では2着と実力の高さは折り紙付き。ダノンバラードが2歳時のラジオNIKKEI杯以来となる勝ち星を掴みそうだ。「前走も折り合っていたが、本質的には長かった。適距離だし、GIIIのメンバーなら勝ちたい」と、池江師は距離短縮での一戦に意気込みを見せる。短期放牧明けだが最終追いではオープン馬ゴールスキーに対し追走先着を果たすなど、状態面は万全だ。一抹の不安があるとすれば大外17番という枠順か。新装なったばかりで傾向は出ていないが新・中京芝2000mはスタートから1コーナーまでが近く、外枠勢はロスのある競馬を強いられそう。ただ、目下の充実ぶりなら距離損をあっさり克服してもおかしくない。 番組再編前の前回中日新聞杯覇者コスモファントムは、ダノンバラードとは対照的に最内1番枠からのスタートとなった。好位からの競馬が板につき、ここ2走は57.5キロを背負いながら差のない結果を残しているだけに内枠スタートは好材料だろう。今回も57.5キロを課せられてはいるが、寒い時期に走るタイプ。中間の動きもしっかりしており当然首位争いできる。切れるタイプではなく、早め抜け出しから長い直線でどれだけ粘れるかだろう。過去日本ダービーで10着、天皇賞・秋で15着。相手関係もあって参考にしずらいところではあるが、左回り+坂の東京コースで実績がないのは頭に入れておきたい。 ダノンスパシーバにとって初の重賞挑戦だった前々走鳴尾記念はムルタ騎手への指示が誤って伝わり8着、前走小倉大賞典は休み明けの太め残りで7着。いずれも敗因は明確で「中間は意識的にハードなメニューでやってきた。前回とは違う」(佐々木師)という今回の仕上がりぶりとハンデ55キロなら、大逆襲があって驚けない。東京コースでの勝ち鞍こそないが2戦して2着2回なら、新・中京でも力は発揮できそうだ。 小倉大賞典では、ほぼ最後方からメンバー最速の34秒2の上がり脚を駆使し0秒1差の4着に食い込んだダンツホウテイ。最終追いでは栗東ポリで終い弾けており、気配は前走時以上か。ムラなタイプで距離延長にも不安が残るが、折り合い面に進境を見せている。スローからの“ヨーイドン”なら、末脚がハマって一気の差し切りも。 強力な同型不在、開幕週の好コンディションを利しエーシンジーラインが再度の逃げ切り、というシーンは考えておきたい。中間の動きは正直見栄えしないが、脚元が渋った状態に嫌気をさしてのもの。負荷をしっかり掛けることができており、体調の良さは強調できる。東京コースで好走経験あり左回りは苦にしないが、16番枠スタートは割引材料。 ★編集部員・高津の予想も必見! 「WIN5マニアの2億円事件」は土曜18時に更新! ★WIN5対象1レース目の見解 【WIN5(1) 阪神10R/大阪城S】態勢万全ショウナンマイティが主役 ★WIN5対象2レース目の見解 【WIN5(2) 中山10R/上総S】マイネルオベリスクが3度目の正直 ★WIN5対象4レース目の見解 【WIN5(4) 阪神11R/仁川S】前走度外視していい ゴルトブリッツ ★WIN5対象5レース目の見解 【WIN5(5) 中山11R/弥生賞】アダムスピークが無敗で皐月へ向かうか
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