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【弥生賞・水曜追い(2)】「確実に力をつけている」フェノーメノ など

「3週連続で併せて負荷をかけてきたので仕上がりは上々」と斎藤助手が話すフェノーメノ

デビューから2000mを徹底して使われ、3戦目の前走でオープン入りしたフェノーメノはレース後、ここを目標に入念に調整されてきた。1週前にポリトラックで6F76秒9-1F12秒3(一杯)という好タイムをマークしていることもあり、今朝(29日)は6F84秒2-1F13秒4(馬なり)と軽めの内容。それでも、フットワークは力強く迫力を全面に出した走りで、最後は流す余裕がありながら僚馬に1秒2先着した。「3週連続で併せて負荷をかけてきたので仕上がりは上々ですね。確実に力をつけていますし楽しみです」と斎藤助手も手応えを掴んでいる。 1番人気に支持された新馬戦は2着だったアーデントだが、折り返しの未勝利戦を突破すると、続くいちょうSも連勝。3カ月ぶりの前走・京成杯は4着に敗れたものの、勝ち馬と0秒3差と素質を感じさせる走りを見せた。久々を叩かれての良化は著しく、1週前には関西から駆けつけた藤田騎手が手綱を握り、フィフスペトル(6歳オープン)を追走し直線でインに潜り込むと、力強い伸び脚を見せ半馬身の先着。今朝も南ウッドで単走ながらハードに追われて5F68秒3-1F12秒4(一杯)をマークしており、間違いなく前走以上の仕上がりだ。 中山2000mで2連対、前走で東京2400mの500万下を勝ち上がってきたジョングルール。中間の動きも良く、今朝(29日)の追い切りでは1秒ほど先行する僚馬に4コーナーで並びかけると、直線でも豪快に伸びて1秒3差をつける圧巻の走りを見せた。タイムも悪いコンディションの南ウッドで5F69秒8-1F13秒6(G前追う)と上々のもので、使いつつ良化してきている。尾形師は「(併せた)相手が未勝利馬だから着差はともかく、終い重点の良い追い切りができた。このメンバーでどれだけやれるかわからないが、ぜひ権利を獲りたい」と意欲を見せた。 初の重賞挑戦となった前走の共同通信杯は5着だったコスモオオゾラ。その前走は決め手勝負に泣いた格好だが、レース後のダメージは少なく、すぐに坂路を中心に乗り込まれてきた。中2週での競馬になるものの、1週前に51秒4-12秒5(馬なり)をマークしたようにデキ落ちはなく、依然として軽快な動き。今朝(29日)の追い切りも、雪の舞うなか坂路で53秒9-12秒8(馬なり)を出すなど順調にきている。高橋博師は「体調自体は前走時よりも上。その前走は展開的に厳しかったが、今回は先行力を活かせる中山なので改めて」と期待のコメントを口にした。 ★中山2000mでデビュー勝ちしたジョングルール 【メイクデビュー中山7R】ジョングルールが余裕の新馬勝ち ★デビュー戦は逃げて上がり34秒1のフェノーメノ 【メイクデビュー東京4R】注目馬が集った一戦はフェノーメノが逃げ切り ★いちょうSで圧倒的人気に応えたアーデント 【いちょうS】アーデントが追撃を凌ぎ切る ★重賞挑戦となった共同通信杯は5着のコスモオオゾラ 【共同通信杯】ゴールドシップが断然人気ディープブリランテを倒し重賞初制覇 ★【弥生賞】の出走各馬の追い切り評価は? データ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」
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