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【弥生賞】得意の中山でコスモオオゾラが人気馬を一蹴!

人気馬をねじ伏せ、重賞初制覇を飾ったコスモオオゾラ。柴田大知騎手も思わずガッツポーズ。

4日、中山競馬場で行われたメインレース・第49回弥生賞(GII、芝2000m)は9番人気の伏兵コスモオオゾラ(牡3、美浦・高橋博)が、道中は5番手をスムーズに追走し、直線で馬場の外めに持ち出すと、先に抜け出したトリップ(牡3、栗東・松田博)をとらえ、重賞初制覇を飾った。鞍上は柴田大知騎手。勝ち時計は2分3秒9(稍重)。 逃げると思われていたメイショウカドマツ(牡3、栗東・藤岡健)が出負けする波乱のスタート。それでも藤岡佑騎手が懸命にうながし、1コーナーではメイショウカドマツがハナに立つ。トリップが2番手につけ、コスモオオゾラが5番手の位置。その後ろに1番人気のアダムスピーク(牡3、栗東・石坂)が続いた。 前半の1000m通過は63秒1という、馬場を考慮してもこのクラスにしては遅いペース。折り合いに苦労する馬も何頭か見られたなか、トリップ、コスモオオゾラらは好位の内々で折り合っている。3、4コーナー中間地点に差し掛かると、各馬が外を押し上げていくが、好位勢は動かず脚をタメていた。 最後の直線に入ると、1コーナーまでの無理が堪えたかメイショウカドマツが脱落。代わってトリップが先頭に立ち、その外からコスモオオゾラが伸びてくる。残り150mでトリップをかわすと、あとはコスモオオゾラが独走。最後はトリップに1馬身1/4の差をつけ、重賞初制覇を鮮やかに飾った。 2着トリップからクビ差の3着に、5番人気のアーデント(牡3、美浦・加藤征)が入線し、この3頭が皐月賞への優先出走権を獲得。1番人気アダムスピークは8着、2番人気フェノーメノ(牡3、美浦・戸田)は6着、4番人気ジョングルール(牡3、美浦・尾形)は9着と、人気勢はことごとく馬群に沈んだ。 配当は単勝2,910円、馬連7,830円、馬単22,190円、3連複14,380円、3連単126,790円。勝ったコスモオオゾラは父ロージズインメイ、母マイネシャローナ(母父コマンダーインチーフ)という血統。前走の共同通信杯では5着に敗れていたが、葉牡丹賞勝ちのある中山芝2000mに戻り重賞制覇を成し遂げた。 鞍上の柴田大知騎手は、97年ラジオたんぱ賞(エアガッツ)以来の、平地重賞勝利。また同馬を管理する高橋義博師は、10年中山大障害以来ふたつ目の重賞制覇が、嬉しい平地重賞初勝利となった。 ※詳しいレース結果はコチラ ★水曜日の追い切り時コメント 【弥生賞・水曜追い(2)】「確実に力をつけている」フェノーメノ など ★POGがもっと楽しめる!3歳戦の陣営コメント満載! 今週の3歳戦「ここが見どころ」 ★2012→2013シーズンもこれでばっちり! 【POG】どこよりも早い2歳馬データがダウンロード開始!
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