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【オーシャンS】9番人気ワンカラットが約1年半ぶりの勝利を挙げる

馬群を縫うように一気に伸びたワンカラットが約1年半ぶりの勝利

3日、中山競馬場で行われた第7回オーシャンS(GIII、芝1200m)は、単勝26.9倍の9番人気ワンカラット(牝6、栗東・藤岡健)が中団待機から直線で内を突いて鋭く伸び、約1年半ぶりの勝利を挙げた。勝ち時計は1分9秒2(重)、鞍上は藤岡佑介騎手。 レースはまず外枠からエーシンダックマン(牡5、栗東・坂口)が果敢にハナを切り、2番手にスペシャルハート(牡7、美浦・勢司)がつける。3番手にはシャウトライン(牡8、栗東・角田)が追走し、1番人気のカレンチャン(牝5、栗東・安田)は中団の7、8番手からレースを進めた。 この日の馬場を考えれば速いペースでエーシンダックマンがレースを引っ張り、4コーナーの手前では早くもスペシャルハートが後退。それを飲み込むように後続の各馬が徐々に動き出し、最後の直線へと向いた。 直線に入り、残り200mを切っても依然として先頭は逃げるエーシンダックマン。外からは懸命にダッシャーゴーゴー(牡5、栗東・安田)やカレンチャンなどが脚を伸ばすが、なかなか前との差は縮まらない。そういったなか、内を突いたワンカラットが馬群を縫うように一気に伸びて坂上で先頭に立つと、最後は大外から鋭く伸びてきたグランプリエンゼル(牝6、栗東・矢作)、ベイリングボーイ(牡8、栗東・清水久)の追い込みも封じて、見事に1着でフィニッシュした。 3/4馬身差の2着は5番人気のグランプリエンゼル、そこからクビ差の3着に14番人気のベイリングボーイが入線した。1番人気のカレンチャン(牝5、栗東・安田)は、逃げたエーシンダックマンを捕らえるのがやっとの4着。2番人気のダッシャーゴーゴーは直線で伸び切れず9着に敗れた。 上位人気馬が崩れたことで配当は単勝2,690円、馬連13,730円、馬単33,180円、3連複389,450円、3連単2,661,980円という高配当。勝ったワンカラットは父Falbrav、母バルドウィナ(母父Pistolet Bleu)という血統で、これが重賞4勝目となる。 ※詳しいレース結果はコチラ ★2010年キーンランドC以来、約1年半ぶりの勝利 【キーンランドC】(2010年)ワンカラットがスプリント重賞2連勝! ★前走はエーシンダックマンに完敗 【淀短距離S】エーシンダックマンが33秒5-34秒0でまとめて圧逃 ★3走前に復活の気配は見せていたが 【京阪杯】1番人気のロードカナロアが4連勝で重賞初制覇
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