新潟2歳S勝ち馬・シンメイフジが引退　繁殖へ

09年の新潟2歳S（GIII、芝1600m）などを制したシンメイフジ（牝5、栗東・安田）が、9日付で競走馬登録を抹消、現役引退となることがJRAより発表された。今後は北海道日高郡新ひだか町のケイアイファームで繁殖馬となる予定とのこと。 同馬は09年の7月の新馬戦で1番人気に応えると、続くダリア賞で2着。3戦目となった新潟2歳Sで大外一気を決め、重賞初制覇を飾る。しかし、4戦目の阪神JFは1番人気に推されるも5着に敗れ、GI制覇とはならなかった。 その後は桜花賞、オークスに出走するも振るわず、矛先をダートに向けた関東オークスで、初ダートをものともせず、ふたつ目の重賞制覇。以降は勝ち鞍に恵まれなかったが、芝・ダートを問わずに活躍した。ラストランは3月4日の中日新聞杯で10着。 JRA通算成績は13戦2勝、ほか地方交流競走で2戦1勝。重賞は新潟2歳S(GIII)，関東オークス(交流GII)の2勝。JRA獲得賞金は6202万8000円（付加賞含む）、ほか地方交流獲得賞金が3325万円。 ★重賞初制覇は2009年 【新潟2歳S】シンメイフジが混戦を制す ★初ダートもなんの！ 【関東オークス(川崎)】JRAのシンメイフジが人気に応え優勝

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