UMAJIN.net

おしらせ

【中山牝馬S】有力馬1週前追い切りレポート

GI馬を相手にローズSでは快勝。鉄砲は問題なし!

11日の日曜日、中山競馬場のメインレースとして行われるのが古馬牝馬のハンデ重賞・第30回中山牝馬S(GIII、芝1800m)だ。この一戦に出走を予定している有力馬たちのプロフィールを詳細レポート! ホエールキャプチャ 大輪には惜しくも手が届かなかったが、昨年の牝馬クラシック戦線で最も強い走りを見せてきた存在と言っていいだろう。悲願のGI獲りへ、弾みのつく始動戦にしたい。昨秋エリザベス女王杯後は放牧で激戦続きの疲れを癒し、1月下旬に美浦に戻っている。坂路中心にじっくり乗り込まれており、追われるごとに気配は上昇。22日は美浦ウッドでビシッと追われると、レースが近いことを察知したのか29日の追い切りでは美浦坂路で4F49秒8(馬なり)の猛時計を叩き出した。テンの行きっぷり、ラストの切れともに素晴らしく久々を感じさせない仕上がりぶりだ。課せられたハンデは55.5キロ。初めて背負う斤量となるが、なんとか克服できそう。 イタリアンレッド 昨年は牡馬を向こうにまわし七夕賞、小倉記念を連勝。サマー2000シリーズの覇者となった。秋の府中牝馬Sも制しており、その実力は間違いなく牝馬トップクラス。エリザベス女王杯は「スタンド前からの発走でしたが、スタート前の歓声で一気にテンションが上がってしまって……」と、レース後に浜中騎手が述懐したように序盤に力んでしまったのが敗因で、力負けではなかったはず。ハンデ56キロは楽ではないが、ここで力量の一端を示しておきたい。リフレッシュ放牧からの帰厩後、2月16日から速い時計を出し始めている。29日は栗東坂路で4F計不-3F42秒2-1F15秒4(一杯)をマークし、併せた3歳1勝馬に0秒5遅れての入線となった。渋った馬場ではまったくダメなタイプなだけに、見栄えのしない稽古内容となるのは致し方ない部分があるにせよ攻め量そのものが正直不足気味だ。今週の追い切りで変わり身が見られればいいが…… ドナウブルー シンザン記念で1番人気に推されるなど早くからその素質が評価されてはいたが、クラシック本番には進めず。前々走で1000万条件を勝ち、前走京都牝馬Sで重賞初勝利。ここへ来て、ようやく本格化を果たした印象だ。短期放牧から2月中旬に帰厩しており、以来急ピッチな調整が続いている。29日は栗東坂路でレッドクラウディア(3歳オープン)と併せられ、0秒7の遅れ。相手が稽古駆けするタイプなのを差し引いても、いささか不満の残る動きだった。直前の攻めでどこまで仕上がってくるかだろう。 アニメイトバイオ 3歳時にローズS勝ち。古馬となった昨年は七夕賞3着、クイーンS3着、府中牝馬Sで2着と好走してきた。前走エリザベス女王杯13着は先行策が裏目に出て終いの脚を失くしたもの。タメる競馬で改めて。2月頭から時計を出し始め、ここまで併せ馬を4本消化するなど意欲的な調整が続けられている。29日は美浦ウッドで後藤騎手を背に単走。5F67秒9-1F13秒0(G前追う)を素軽いフットワークから叩き出している。まだ若干太めに見えるが、このひと追いでぐんと良くなってきそうだ。 アカンサス 前走で牡馬相手の準オープン戦を快勝。秋華賞4着の実績があり、ハンデ53キロなら昇級初戦でもやれそうな雰囲気だ。23日は今回テン乗りとなる内田騎手が手綱を握り美浦坂路で4F51秒2(馬なり)をマーク、1週前となる1日は助手騎乗で美浦坂路で4F51秒3-1F12秒5(馬なり)。短期放牧明けだが、キビキビしたフットワークから好タイムを連発できているように緩んだ雰囲気はない。順調だろう。 ★1番人気に応えました 【ローズS】ホエールキャプチャが悲願のGI制覇に向けて好発進 ★これが嬉しい重賞初勝利でした 【京都牝馬S】ドナウブルー&C.デムーロ騎手が重賞初制覇 ★データ、全馬追い切り短評を掲載 【中山牝馬S】攻略は「UMAJIN.net」の「レース情報」コーナーにお任せ!
シェア

おしらせ一覧

PAGE TOP