【メイクデビュー中山6R】伏兵グランラファルが大外一気の末脚で勝利

10日、中山競馬場で行われた第6R・メイクデビュー中山（ダ1800m）は、8番人気のグランラファル（牡3、美浦・伊藤大）が道中後方待機から、直線では大外から豪快に追い込み先行勢を差し切ってデビュー勝ちを収めた。鞍上は後藤浩輝騎手。勝ち時計は1分57秒3（不良）。 ややバラけたスタートのなか先手を奪ったのはラッセルフット（牡3、美浦・堀井）。差がなくアスターチャーリー（牡3、栗東・中竹）、イッコーハルカ（牝3、美浦・藤原辰）、サルゴン（牡3、美浦・和田一）、エンギロティタ（牡3、美浦・小島茂）らが追走し、先行集団を形成する。 直線に入りラッセルフットが失速すると、好位勢のなかから3番人気サルゴンが進出し直線半ばで先頭に立つ。そのままサルゴンが押し切るかと思われたが、3コーナー過ぎから気合いをつけられ外に持ち出されていたグランラファルが猛然と追い込んでくる。別格の切れ味を見せたグランラファルはゴール前でサルゴンをクビ差で差し切り、先頭でゴールイン。2着はサルゴン、そこから半馬身差の3着には後方待機から直線で伸びたヴィガネッラ（牡3、美浦・清水英）が入っている。なお1番人気エンギロティタは好位から進めたが後方勢の切れ味に屈し5着、2番人気ガーンディーヴァ（牡3、美浦・戸田）は中団追走から伸びを欠いての10着に終わっている。 配当は単勝2,250円、馬連3,640円、馬単7,350円、3連複21,160円、3連単146,960円という結果となった。勝ったグランラファルは父タップダンスシチー、母ユウジンカザン（母父ジェネラス）で、半兄に中央3勝のイーグルカザンらがいる血統。なお、同馬の馬主は競輪のトップ選手として知られる山田裕仁氏だ。 ※詳しいレース結果はコチラ ★今週も注目3歳馬が続々と出走予定 今週の3歳戦「ここが見どころ」 ★2012→2013年度POGの対象となる10年産駒の全頭リストが公開 【お知らせ】次年度POG用10年産駒全頭リストDL開始！

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