おしらせ
【WIN5(4) 阪神11R/フィリーズレビュー】遠征で実績 アイムユアーズは万全の状態
11日、WIN5対象レースの4鞍目として行われるのが阪神11R、3着までに桜花賞出走権が与えられるトライアルの第46回フィリーズレビュー(GII、芝1400m)だ。発走時刻は15時35分の予定。 前々走ファンタジーS勝ち、前走阪神JFで2着。関西遠征で続けて結果を残しているアイムユアーズが不動の中心だろう。3カ月ぶりになるがここでの復帰を目標に据え、狂いのない調整が続いている。美浦ウッドでの1週前追い切りでは僚馬2頭を相手に余力たっぷりに弾け、これで態勢は完了。輸送を控えた最終追いでは美浦坂路で終いを軽く伸ばされた程度になったが、馬なりのままラスト1Fで11秒8と切れ味鋭いところを披露した。馬体はすっきり見せており、フォームにも柔らか味がある。万全の状態だ。「不安なのはスタートだけ、勝って本番へ」と、手塚師。 逆転の1番手は阪神JFで4着、前走クイーンCで2着と世代上位の力を見せてきたイチオクノホシか。この馬も関東馬だが、こちらは早めに栗東入りして調整されている。1週前に栗東坂路でびっしり追われており、今週はポリトラックで流す程度の追い切りとなったが、古馬を余力たっぷりで追い詰める上々の動きを披露した。「思ったより時計が速くなった」とは矢野英師。馬体減を気にしながら負荷の調節を施してきただけに予定以上のスピードは陣営にとって痛し痒しといったところだろうが、状態の良さは確実。環境に慣れた様子で、落ち着きがあるのも強調していいだろう。 ファンタジーSではアイムユアーズに0秒2差の2着だったアンチュラスは、続く阪神JFでも5着と力は世代上位。阪神芝1400mの未勝利戦では4馬身差の圧勝を収めており、同舞台での一戦で桜切符を狙う。放牧で馬体はリフレッシュされ、いっそうのパワーアップを果たした印象だ。最終追い切りでは併せた相手に遅れたが、馬場が重い現状の栗東ウッドで6F86秒1-1F13秒6(一杯)なら合格だろう。「遅れたけど、相手は稽古駆けする馬。動きは良かった」と、安田師は納得の表情。 デビューから2連勝で函館2歳Sを制覇、世代初のタイトルホルダーとなったのがファインチョイスだ。休み明けのファンタジーSでも3着に入っており、首位争いに加わってきていい。放牧からの帰厩後は順調。ここ2週は池添騎手が跨っての追い切りとなったが、栗東ポリトラックコースで躍動感あふれる走りを見せ、仕上がりの良さをアピールしている。「前走(阪神JF11着)は、出が良かったぶん先行策になったが、他馬に目標にされた感じだった。タメる競馬で改めて」と、領家師。 ラシンティランテは2勝目となった白菊賞が強い内容。ここでの桜花賞切符獲得が至上命題なだけに、放牧で立て直された後の調整は意欲的だ。2月22日、29日と2週続けて熱の入った併せ馬を消化したが、いずれも先着と馬自身動きでしっかり応えている。7日の最終追いは栗東ポリで単走だったが、今回初コンビとなる四位騎手がラストで促すと鋭く反応。6F78秒8-1F11秒6(強め)と弾けてみせた。「力は出せる状態に仕上がった」と、友道師は状態の良さに胸を張る。 ★8番人気での勝利でした 【ファンタジーS】関東からの伏兵アイムユアーズが直線一気の差し切り勝ち! ★編集部員・高津の予想も必見!!> 「WIN5マニアの2億円事件」は土曜18時に更新! ★WIN5対象1レース目の見解 【WIN5(1) 阪神10R/甲南S】57キロに戻ったバトードールが逆襲 ★WIN5対象2レース目の見解 【WIN5(2) 中山10R/東風S】半年ぶりのテイエムオオタカが逃げ切るか ★WIN5対象3レース目の見解 【WIN5(3) 中京11R/中京スポーツ杯】準オープン3着のラインジェシカが中心 ★WIN5対象5レース目の見解 【WIN5(5) 中山11R/中山牝馬S】混戦も死角少ないホエールキャプチャが主役
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