おしらせ
【土曜阪神メイン/ポラリスS】叩き3戦目でアイムアクトレス復活だ
10日土曜、阪神競馬場のメインレースとして、ポラリスS(OP、ダ1400m)が開催される。前走で掲示板に載った馬が、アルゴリズムただ1頭という一戦だ。 アルゴリズムは、前走大和Sで2着。オープン昇級後の初戦だったが、際どい競馬で2着に食い込んだ。昨秋にブリンカーを着け3連勝した際のように、出遅れ癖がなくなり、レース運びがうまくなった点が大きい。この中間は坂路とポリトラックを併用し、しっかりと乗り込まれている。阪神の1400mは相性いい舞台、ここでオープン初勝利を目指す。 ユニコーンS覇者アイアムアクトレスが復活を期す。半年ぶりの実戦となった2走前・ギャラクシーSは、いかにも休み明けという仕上がり。前走・大和Sは体も引き締まっていたが、2走ボケか全く反応を見せず、15着と大敗を喫してしまった。立て直した今回は、以前の坂路とコースを併用する調整から、コースのみの調教パターンに変えてきた。これがいい刺激になってか、馬に活気が戻ってきている印象だ。復活があるとすればココか。 インペリアルマーチは約4カ月ぶりの実戦。昨年末から坂路での調整が続けられている。ここ数週は坂路の馬場状態が悪く、速い時計こそ出していないが、乗り込み量は十分だ。やや器用さに欠けるため、スンナリ先行できるかどうかがカギになりそう。前走のような出負けがあると、大敗の可能性も含んでいる。 ギャラクシーSの勝者ヒラボクワイルド。2走前・根岸Sは馬込みで揉まれる競馬となり、前走・フェブラリーSは直線で前が壁。共に、力を出し切れなかった印象だ。ハマったときの爆発力はあるが、口向きの悪さが波のある成績に繋がってしまっている。相変わらず中間の気配は良好で、仕上がりに関して全く不安はない。あとは、実績のある阪神に替わり、スムーズな競馬ができるかどうかだけだ。 昨年の2着馬マルカベンチャー。前走は芝1600mの洛陽Sで、9着という結果は度外視していいだろう。使いたいレースになかなか使えず不運が続いているが、阪神ダ1400mは掲示板を外したことがない堅実コース。しかも、昨年2着時と同様に、今年も脚抜きのいい馬場で競馬ができそう。展開がハマれば単も十分に考えられる。
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