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【中山牝馬S・最終追い(3)】本格化したドナウブルーが重賞連勝を決めるか など

前走に引き続き調子の良さそうなドナウブルーが重賞2連勝を決めるか?(写真は水曜日の運動の様子)

準オープン馬の身でありながら、前走の京都牝馬Sで重賞初制覇。早くからその素質を高く評価されていた評判馬ドナウブルーが、ここで重賞連勝を決めるか。8日の最終追い切りは、荻野要騎手(レースはC.デムーロ騎手)を背に栗東の坂路で単走追い。軽快なフットワークで坂を駆け上がると、ラストのゴーサインにもスッと反応して4F56秒2-1F13秒3(G前追う)を計時した。前日に比べればやや回復したものの、依然時計の出にくい馬場。その中でこのタイムをマークできたのは調子がいい証拠だろう。前走から中5週とひと息入れられたが、高いレベルで好調を維持している。「上がり重点。長距離輸送があるから余裕を持たせたが、馬場状態を考えればこんなもんだろう」と石坂師は仕上がりに納得の表情。「(C.デムーロ騎手は)前走に続いて2度目の騎乗だからね。切れるのはわかってるだろう」と指揮官は鞍上に託す構えを見せた。 昨年末に1000万条件を快勝すると、前走の準オープン戦も楽々と突破。オールザットジャズが連勝の勢いに乗って、重賞タイトル奪取を目論む。7日の最終追い切りは栗東芝コースで3頭併せを敢行。メイショウブシドウ(3歳500万下)とテイラーバートン(5歳1000万下)に挟まれる形でスタートすると、3頭馬体を並べるように直線へ向く。ラストの追い比べでは一杯に追われる外メイショウに半馬身遅れをとってフィニッシュ、タイムは6F85秒5-1F11秒8(強め)をマークした。最後は僚馬に先着を許したが、手応えにはまだまだ余裕があり、追えばいくらでも弾けそうな雰囲気。力を出せる状態にある。「体調は非常にいい。まだまだ成長途上だが、昨秋から強いメンバーと戦ってきたからね。ここで結果を出せれば先々が楽しみになる」と清山助手は試金石の一戦としながらも、期待に胸を膨らませていた。 こちらも前走の準オープン戦を勝利してオープン入り。秋華賞4着の実績から、アカンサスはこのメンバーに入っても見劣りはしないだろう。短期放牧から帰厩してからは坂路で入念に追われ、7日の最終追い切りも美浦坂路を登坂。前半から抜群の行きっぷりで坂に差し掛かると、終始楽な手応えのまま鋭く伸びて4F50秒3-1F12秒9(馬なり)を記録した。 程よく気合いが乗り、馬体の張りも上々。中7週と間隔はあいたが、いきなりやれる雰囲気にある。「予定通りの調整。以前に比べて心身ともに成長しており、53キロならここでも太刀打ちできる」と管理する畠山吉師は自信を覗かせた。 ★連勝で初重賞V! 【京都牝馬S】ドナウブルー&C.デムーロ騎手が重賞初制覇 ★データ、全馬追い切り短評を掲載 【中山牝馬S】攻略は「UMAJIN.net」の「レース情報」コーナーにお任せ!
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