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【スプリングS】有力馬1週前追い切りレポート
18日、中山競馬場のメインレースとして行われるのが、3着までに皐月賞への出走権が与えられるトライアル・第61回スプリングS(GII、芝1800m)だ。出走を予定している有力馬たちの、1週前追い切りの模様をレポート! アルフレード 無傷の3連勝で朝日杯FSを制した昨年の2歳チャンプ。初となる1800mを克服し、無敗のままでの皐月賞進出なるか。放牧から2月上旬に帰厩。ここ一本を始動戦に見据え、順調に調整されている。29日に僚馬アイムユアーズを相手にビシッと追われ、これでピリッとしてきた印象だ。7日は美浦ウッドで松岡騎手を背にマイネルテンクウ(3歳500万下)を0秒4追走すると、終いの仕掛けに機敏な反応を見せ0秒6突き放しての先着フィニッシュとなった。序盤の折り合いは上々でその分全体時計は平凡なものだったが、メリハリが利いておりいい稽古を消化できた印象。久々を感じさせない状態にある。 ディープブリランテ デビュー2戦目の東スポ杯2歳S勝ちが圧巻の内容。休み明けの前走共同通信杯は、力みがあってか「無理に抑えるよりは」(岩田騎手)と、ハナに立っての競馬に。最後はゴールドシップの目標にされてしまい人気を裏切る2着に終わったが、地力の高さはやはり評価されるべき。ここで信頼回復のVをなし、皐月舞台の主役候補に名乗りを挙げたい。中間は短期放牧を挟み、帰厩後はコースと坂路で乗り込まれている。7日は岩田騎手を背にして栗東坂路4F54秒8-1F13秒7(一杯)をマーク。0秒7先行していたマリアビスティー(4歳500万下)を捉え切れず0秒2遅れての入線となった。手応えでも見劣っておりやや懸念を感じる動きだったが、序盤にリラックスできていたのは好材料。レースでも落ち着いて臨めるかどうかがカギになる。 マイネルロブスト 朝日杯FSで2着、続く前走京成杯でも初距離2000mをこなしベストディールに0秒1差の2着。世代上位の力量を示してきており、コース実績も文句なし。当然ここでも上位争い。前走後は放牧を挟んで2月下旬に美浦へ帰厩。緩んだ雰囲気はなく、さっそくキビキビとした動きを見せている。7日は今回新コンビを組む武豊騎手が駆け付け、美浦ウッドで併せ馬。僚馬2頭を5Fで2秒先に行かせ、序盤はスムーズに折り合うと直線で豪快な伸び脚を見せた。ステッキへの反応は抜群で、最後はそれぞれを3馬身引き離して先着。力強さが増しており、気配は前走以上か。 ゼロス 極端なスローペースの恩恵があったにせよ、世代トップクラスのワールドエースの追撃を封じて逃げ勝った若駒Sが見事。ここもマイペースの競馬が叶えば、あれよの逃げ切りがあって驚けない。中間のリフレッシュ放牧から早めに帰ってきており、2月19日から速いところをやり始めている。中間はヒットジャポットらオープン古馬と互角以上の稽古を消化するなど、さらなるパワーアップを果たした印象。7日は栗東ポリで3秒以上先行したカイシュウタビビト(3歳500万下)を追い、同入に持ち込んだ。時計も6F78秒1-1F11秒7(一杯)と抜群で、万全の状態だろう。 グランデッツァ 昨夏、ゴールドシップやマイネルロブストらを封じて札幌2歳S勝ち。暮れの復帰戦ラジオNIKKEI杯は中間一頓挫あり、レースでも外へ外へとモタれるシーンがありながら3着を確保した。力はある。中間は放牧を挟み、帰厩後はここを目標に順調だ。7日は栗東ウッドで併せ馬となったがバテた新馬を一気に突き放し、1秒以上差をつけての先着。6F89秒4-1F12秒6(一杯)と時計面もまずまずのものだった。ただ、体が寂しく映るのは気がかり。関東への輸送経験がないだけに、当日の馬体重には目を配りたい。 ★好枠から巧く立ち回っての勝利! 【朝日杯FS】アルフレードが1番人気に応えて2歳王者に輝く ★先週はアイムユアーズが快勝! アルフレードも続けるか!? アルフレードを管理する手塚厩舎公式ブログはコチラ ★データ、全馬追い切り短評を掲載 【スプリングS】攻略は「UMAJIN.net」の「レース情報」コーナーにお任せ!
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