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【ファルコンS】有力馬1週前追い切りレポート
17日、中京競馬場のメインレースとして行われるのが、3歳馬の重賞・第26回ファルコンS(GIII、芝1400m)だ。出走を予定している有力馬たちの、1週前追い切りの模様をレポート! レオアクティブ 前々走京王杯2歳Sを勝利。続くGI・朝日杯FSでも中山マイルの15番枠スタートから猛然と追い込み3着に入っており、力量は世代トップクラスだろう。重賞勝ちを果たした距離に戻れば、当然首位争いできる。ここを目標に逆算して放牧、帰厩。2月19日から速い時計を出し始め、入念に乗り込まれている。7日は杉浦師自らが跨り、美浦ポリトラックでカトルズリップス(4歳1600万下)を1秒追走。余力たっぷりの手応えで徐々に追い詰め、そのまま同入に持ち込んでいる。いい仕上がりぶりだ。 トウケイヘイロー 2勝目を挙げたくるみ賞では2着レオアクティブに1馬身半差をつけ、東京芝1400m(2歳)のレコードを更新。右回りのマイル戦だったここ2走は歯がゆい走りが続いているが、左回りの1400m戦では2戦2勝と今回の条件はベストなだけに、勝ち負けになるだろう。中間はテンションを上げ過ぎないよう、馬なりでの調整が続いている。7日は黒岩騎手を背に、栗東ウッドコースで後方から来る3歳未勝利馬を迎撃。差は詰められたが脚色では圧倒しており“おいでおいで”の状態から先着フィニッシュとなった。毛ヅヤや張りなど馬体面も良好で、高いレベルでの好調をキープできていると見ていい。 サドンストーム 京王杯2歳Sではレオアクティブに0秒2差の2着。前走の朝日杯FSでは6着だったが、道中窮屈になってポジションを下げてから盛り返しアルフレードに0秒6差と、内容そのものは悪くなかった。距離短縮の一戦で巻き返したい。放牧後はここを目標に乗り込みを再開。放牧先で相当乗り込まれていたと見え、馬体には緩みがなく動きも上々だ。7日は国分優騎手を背に(本番は勝浦騎手)、栗東坂路でスプリングシーズン(4歳500万下)を0秒8追走。直線で追い比べとなったがあっさり突き放して1秒5差の先着フィニッシュとなった。時計も4F54秒9-13秒9(一杯)と馬場を考えればまずまずのもの。いい雰囲気で来ている。 ネオヴァンクル 休み明けだった前走アーリントンCは流れに乗って好位から進んだが、終いの伸びを欠き6着。ひと叩きされ今回は粘りも違ってくるだろうし、芝1400mのオープン特別・ききょうS勝ちがあるように距離短縮もいい材料だ。11日の日曜日に栗東坂路で流されたのが中間の初時計。時計は4F59秒4(馬なり)といたって平凡だが、落ち着きが感じられたのには好感。ただ、馬体を細く見せているのは気掛かりなところ。 レオンビスティー 未勝利勝ち上がりから連闘で挑んだオープン特別・クリスマスローズSを快勝している。前走シンザン記念は福永騎手が細心の注意を払って脚の使いどころを工夫したが、やはり距離の壁があって8着に敗退。父サクラバクシンオーということもあり、やはりスプリント寄りに適性がありそうだ。前走後はひと息入れられ、3月頭に栗東へ復帰。7日は栗東坂路で3歳1勝馬に0秒5の遅れとなり、時計も4F55秒9-1F14秒5(G前追う)と強調しずらいものだった。脚色こそやや勝っていたが、こちらは騎手(小林慎騎手)騎乗。まだ本調子にはなさそう。今週のひと追いでどこまで変わってくるかだろう。 ★5番人気での勝利でした 【京王杯2歳S】レオアクティブが大外一気で重賞初制覇 ★データ、全馬追い切り短評を掲載 【ファルコンS】攻略は「UMAJIN.net」の「レース情報」コーナーにお任せ!
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