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【フラワーC】有力馬1週前追い切りレポート
17日土曜、中山競馬場のメインレースとして行われるのが、3歳牝馬による第26回フラワーC(GIII、芝1800m)だ。出走を予定している有力馬たちの、1週前追い切りの模様をレポート! オメガハートランド 前々走フェアリーSは中山のマイル戦で外枠が響き、前走クイーンCはスローペースに泣かされた。デビュー勝ちは新潟の1800m戦、距離延長で巻き返しに期待がかかる。1日にサトノフローラ(4歳1000万下)と、8日にストローハット(3歳500万下)と、2週連続の併せ馬を行った。いずれも脚勢は勝っており、動きは実に素軽い。短期放牧明けでいくらか急仕上げだった前走より、体調面は上向いている。 メイショウスザンナ セントポーリア賞で牡馬相手に逃げ切り。関東圏への輸送が続いたため、この中間はカイ食いが落ちていたが、チューリップ賞を回避し間隔をあけたことで、馬体はフックラとしてきた。7日には難波騎手(レースは武豊騎手の予定)が跨り、栗東ポリで6F82秒7-1F11秒7(G前追う)という時計。併せたサンレイレーザー(3歳500万下)を追走し同入に持ち込んだ。終いはびっしり追われ、完歩の大きなフットワークで駆け抜けた。中山は菜の花賞0秒2差2着があり相性はいい。その菜の花賞勝ち馬パララサルーを物差しにすれば、ここで中心になれる存在だ。 ヘレナモルフォ 逃げて2勝を挙げている同馬。同型の出方次第になるが、自分のペースで走れるかどうかが、好走のカギになりそうだ。間隔が詰まっており、中間速い時計は出していないが、9日には美浦のポリで4F55秒2-1F13秒3(馬なり)を軽く流してマークした。半マイル調整ながらリズムのいい走りで、前走の疲れはない。週末に馬場悪化なら、さらに渋太さを発揮できそうだ。 チャーチクワイア 1400mで2勝を挙げており、ファルコンSに向かうプランもあったが、牝馬同士のこちらに回る公算が高そうだ。「気性的に距離は問題ない」と、陣営も距離延長を懸念視はしていない。前走・春菜賞快勝後は短期放牧でリフレッシュ。2月の下旬から乗り込みを開始し、11日には美浦のウッドで5F67秒2-1F12秒8(馬なり)という時計をマーク。余力十分に内からオメガエンブレム(3歳未勝利)に並びかけ、そのまま同入を果たしている。馬体の細化もなく雰囲気は良好だ。 アイスフォーリス 登録段階で27分の12という、狭き門になりそうな抽選組。1勝馬では、中間デキがぐんぐん上向いているこの馬に注目だ。7日に美浦のポリで追われ、5F61秒6-1F12秒9(一杯)という好時計をマーク。追ってからの伸びも上々で、併せたゲンパチボロン(4歳500万下)を2秒以上追い掛けながら、ゴールでは渋太く先着。気配の良さも目立っており、出走が叶えば一発の魅力十分。距離が伸びるのは大きなプラスだ。 ★新馬勝ちは1800m 【メイクデビュー新潟】ハナ差の大接戦はオメガハートランドに軍配 ★前走は牡馬相手に快勝 【セントポーリア賞】1万7000回騎乗の武豊メイショウスザンナが勝利 ★1400mで2勝目! 【春菜賞】チャーチクワイアが7、8番手追走から直線で抜け出す ★データ、全馬追い切り短評を掲載 【フラワーC】攻略は「UMAJIN.net」の「レース情報」コーナーにお任せ!
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