おしらせ
【中山牝馬S】レディアルバローザが逃げ切って変則連覇!
11日、中山競馬場で行われたメインレース・第30回中山牝馬S(GIII、芝1800m)は、先手を奪ったレディアルバローザ(牝5、栗東・笹田)が、まんまと逃げ切って1着でゴール。開催場は異なるが、同レースの変則連覇となった。鞍上は福永祐一騎手、勝ち時計は1分50秒6(重)。 逃げ馬不在の一戦。その前のレース、東風Sもしかりで、この日の中山芝のレースは、先行有利の傾向が続いていた。何が逃げるか、注目のスタートで仕掛けて行ったのは意外にもレディアルバローザだった。そして、1コーナーを回ったところで、2番手にホエールキャプチャ(牝4、美浦・田中清)が押し上げていく。 前は意外な隊列となったが、1番人気アプリコットフィズ(牝5、美浦・小島太)、3番人気アカンサス(牝4、美浦・畠山吉)、4番人気ドナウブルー(牝4、栗東・石坂)らは、いつも通り中団に待機した。 中盤はゆったりと流れ、3コーナー過ぎで馬群は一団に。先行勢も余力を残したまま、4コーナーをカーブして直線を向いてきた。逃げるレディアルバローザに、迫るホエールキャプチャ。しかし、ホエールキャプチャは今ひとつ伸びを欠き、代わってエオリアンハープ(牝6、美浦・宗像)が追い込んでくる。 再びリードを広げにかかるレディアルバローザだったが、道中最後方待機のオールザットジャズ(牝4、栗東・角居)が、大外から猛追。3頭の接戦となったが、最後はオールザットジャズの追撃をレディアルバローザが半馬身凌いでフィニッシュした。 2着オールザットジャズから、半馬身差の3着がエオリアンハープ。引退レースだったが、11番人気の低評価を覆す快走を見せた。なお、ホエールキャプチャは5着、アカンサスは8着、アプリコットフィズは8着(同着)、ドナウブルーは11着と上位人気勢は振るわなかった。 配当は単勝1,770円、馬連12,780円、馬単29,130円、3連複89,530円、3連単626,350円という波乱。勝ったレディアルバローザは父キングカメハメハ、母ワンフォーローズ(母父Tejano Run)という血統で、重賞は昨年の中山牝馬Sに続き2勝目。昨年は震災の影響で、時期をずらして阪神で行われた同レースだが、レディアルバローザが変則連覇を飾ったこととなる。 ※詳しいレース結果はコチラ ★レディアルバローザへの出資者が! 【インタビュー】月刊UMAJIN11月号にレディアルバローザに出資している川井さんが登場! ★昨年は差し切り勝ち 【中山牝馬S】(2011年)格下レディアルバローザが抜け出し大波乱 ★展望ではレディを推奨! 【WIN5(5) 中山11R/中山牝馬S】死角少ないホエールキャプチャ主役 ★メインレース出走各馬の評価などはコチラ! データ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」
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