【スプリングS・最終追い(1)】ひと叩きした上積みある！ディープブリランテ　など

今年の始動戦となった共同通信杯では、単勝1.4倍と断然の支持を集めながらまさかの2着に敗れたディープブリランテ。よもやの初黒星を喫する形となり、陣営は皐月賞の前にもう一戦使うことを選択してきた。14日の最終追い切りは、栗東Cウッドで併せ馬を敢行して6F84秒6（一杯）をマークし、併走相手を直線で大きく突き放して見せた。休み明けを叩かれた効果が感じられ、確実に状態は良化している。陣営からも「前走は若さが目立ったが、ひと叩きした上積みがある。雨が降っても問題ないし、コーナーが4つのコースでどう変わってくれるかも楽しみ」と前向きな発言が聞かれており、しっかり巻き返してくるのではないだろうか。 若駒Sで世代トップの呼び声高いワールドエースを相手に逃げ切りを決めるなど、未勝利戦から3連勝中なのがゼロスだ。14日の最終追い切りは、ポリトラックで僚馬を大きく追走して6F78秒8（強め）をマーク。力強い走りで併走相手に追いつくと、そこからもうひと伸びして先着して見せた。見守った領家師は「先週しっかりやったので、今日は余力を残した。逃げなくても力を出せるはずだし、皐月賞でも有力候補になる面々とどこまでやれるか見てみたいね」と、強豪相手にも不安より楽しみの方が大きいようだ。 3着に敗れた昨年末のラジオNIKKEI杯2歳S以来となるグランデッツァは、来日したM.デムーロ騎手が騎乗して栗東坂路で併せ、馬なりで4F53秒0をマークして先着を果たした。幾分休み明けの重さを感じるが、ほぼ態勢は整っている。騎乗したM.デムーロ騎手は「楽に走ってこの時計だから、内容は悪くない。でも、ひと叩きしてからの方がもっと良くなりそうだけどね」と仕上がり途上を強調したが、デビュー以来2、1、1、3着と底を見せていないだけに、恥ずかしい競馬にはならないはずだ。 ★ディープブリランテを管理する矢作芳人厩舎公式ブログ 「よく稼ぎ、よく遊べ!」はこちら ★雨にも負けず力強い走りでデビュー2連勝 【東スポ杯2歳S】不良馬場もなんの！人気のディープブリランテが快勝 ★自分の形に持ち込み2馬身半差をつけて快勝 【若駒S】ワールドエース封じてゼロスが逃げ切り勝ち ★単勝1.6倍の圧倒的支持に応えて2連勝 【札幌2歳S】グランデッツァが圧倒的人気に応えて快勝

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