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【阪神大賞典】オルフェーヴルまさかの逸走… ギュスターヴクライが重賞初制覇
18日、阪神競馬場で行われた第60回阪神大賞典(GII、芝3000m)は、福永祐一騎手騎乗で単勝13.4倍の3番人気に支持されたギュスターヴクライ(牡4、栗東・荒川)が、道中は好位集団を追走し最後の直線で早めに抜け出すと、クラシック3冠馬・オルフェーヴル(牡4、栗東・池江)の猛追を最後まで凌ぎ切って快勝。待望の初重賞タイトルを獲得した。勝ち時計は3分11秒8(稍重)。 レースは、大方の予想通りリッカロイヤル(牡7、栗東・須貝)がペースを握ったが、1周目3、4コーナーで外を回って進出したナムラクレセント(牡7、栗東・福島)が先手を奪う。スタート直後に好位で折り合ったかに見えた注目のオルフェーヴルだったが、外からナムラクレセントが進出したことで闘志に火が着いてしまい、1周目スタンド前では2番手に浮上。2周目バックストレッチではナムラクレセントをかわして先頭に立つ形となった。 こうなるとオルフェーヴルの勢いは止まらない。2周目3コーナーでは曲がり切ることができずに逸走し、池添騎手はたまらず急ブレーキ。一気に後方までポジションを下げて“万事休す”かと思われたが、馬群の後ろで再加速すると先頭をめがけて走り出し、直線入口では先頭をうかがうところまで進出した。 直線に入ると、好位から抜け出したギュスターヴクライとの一騎打ちとなったが、最後は半馬身及ばず、ギュスターヴクライが勝利。オルフェーヴルは半馬身差の2着となった。さらに2馬身半差の3着には、一時は先頭を走ったナムラクレセントが入線している。なお、リッカロイヤルは、馬体に故障を発症し競走中止となった。 配当は単勝1,340円、馬連400円、馬単2,160円、3連複1,860円、3連単18,590円。勝ったギュスターヴクライは父ハーツクライ、母は96年の秋華賞を制したファビラスラフイン(母父Fabulous Dancer)という血統。 ※詳しいレース結果はコチラ ★単勝1.4倍の支持に応え史上7頭目の快挙を達成 【菊花賞】オルフェーヴルが史上7頭目の三冠馬に ★古馬と初対戦も問題にせず4つ目のGIタイトル獲得 【有馬記念】新時代の到来! オルフェーヴルが古馬を蹴散らし4冠目 ★オルフェーヴルの連勝街道はここから始まりました 【スプリングS】オルフェーヴルが重賞初制覇
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