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【名古屋大賞典(名古屋)】名古屋グランプリの覇者・ニホンピロアワーズが主役

名古屋グランプリで初重賞制覇を飾っている相性の良い舞台で、2つ目の重賞タイトル獲得を狙うニホンピロアワーズ。

22日に名古屋競馬場のメインレースとして行われるのは、愛知3頭、高知・中央各4頭の計11頭によって争われる第35回名古屋大賞典(交流GIII、ダ1900m)。09年にはスマートファルコン、11年にはエスポワールシチーが制覇。GIIIとはいえ中央を代表するダート馬が歴代勝ち馬に名を連ね、ここまで中央勢が8年連続で勝利している注目重賞の展望をお届けする。 メンバー中唯一となる重賞2勝を挙げている中央のダイシンオレンジが、自身初となる地方の舞台に挑む。昨年の平安Sで重賞2勝目を挙げて以降は9、11、4、10着と不振で、前走から4カ月半ぶりの実戦復帰というのも気になるところだが、ずっと中央の重賞で強敵に揉まれていたことを考えれば今回の相手は楽。差し一辺倒で“超”がつくほどの小回りコースをどう立ち回るかがカギとなるが、大きく崩れるようなことはなさそうだ。 昨年末の名古屋グランプリで重賞初制覇を飾っており、コース適性がすでに証明されているという点では、同じく中央のニホンピロアワーズの方が信頼度は高い。2度のGI挑戦は9、5着に終わっているが、GII以下の条件では複勝率100%。交流重賞とはいえかなり相手関係に恵まれた感があり、名古屋グランプリと同じだけ走れれば圧勝するシーンを見せてくれる可能性もあるのではないか。 ダート戦への挑戦が3歳春以来となる中央のエーシンジーラインは、2走前に小倉大賞典で待望の重賞初制覇を飾っている。ダート戦では通算6戦1勝、唯一勝ったのも未勝利戦ということでダート替わりに大きな魅力を感じることはないが、小回りコースということを考えれば先行できるのは大きな武器となりそう。年末から使い詰めで来ているものの疲れもなく、ダート戦でいつもの先行力を発揮することができるなら、上位に食い込んでも不思議ではない。 もう一頭の中央馬であるボレアスは、昨夏にレパードSを制しているものの、古馬に挑戦したここ3戦は11、3、6着と苦戦続き。しかも、今回と同地で行なわれた名古屋グランプリでは、勝ったニホンピロアワーズに3秒7も離されている。その内容は到底評価できるものではないだけに、改めてこの舞台にどういった作戦で挑むのか、昨年末の兵庫ゴールドT以来、交流重賞で5戦連続連対中の武豊騎手の手腕にも注目したいところだ。 愛知、高知勢には、これといった有力馬が見当たらない。20日に行われた黒船賞と同様、中央勢が上位を独占する可能性が非常に高いのではないだろうか。 ★単勝1.8倍の支持に応えて待望の重賞初勝利 【名古屋グランプリ(名古屋)】ニホンピロアワーズが人気に応え重賞初制覇 ★ダイシンオレンジの重賞2勝目は川田騎手のメモリアル勝利となりました 【平安S】川田騎手が400勝達成の重賞V ★単勝16.3倍の低評価を覆して初重賞タイトルを獲得 【小倉大賞典】川須騎手&エーシンジーライン重賞初制覇
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