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【日経賞・最終追い(1)】ルーラーシップの福永騎手「仕上がりは前走以上」 など

3頭併せで行われたルーラーシップ(奥)の最終追い。2番手の入線となったが、鞍上は「仕上がりは前走以上」と胸を張る

前走のアメリカJCCでは不良馬場をものともせず、3馬身差の圧勝劇を演じたルーラーシップ。同じ中山の舞台で重賞連勝を狙う。21日の最終追い切りは福永騎手を背に、開門直後の栗東ウッドで3頭併せを敢行。ハーキュリーズ(4歳1000万下)とセレブリティ(4歳1000万下)を最後方から追走した。直線へ向かうまでにジワジワと差をつめ、最後の攻防へ。馬なりのハーキュリーズにこそアタマ差先着を許したが、力強いフットワークでセレブリティには半馬身の先着を果たした。タイムは6F84秒5-1F12秒0(馬なり)。「先週にびっしりやったので一杯はやらなかった。ここ目標に時間をかけてやったので仕上がりは前走以上。自信を持って乗りたい」と、福永騎手はニヤリ。 名手・武豊騎手を配して京都記念6着からの巻き返しを期すウインバリアシオン。21日の最終追い切りは栗東ウッドでメイショウカルロ(4歳1000万下)とヒカリサーベル(3歳未勝利)を大きく追いかける形からスタートした。パワフルなフットワークでグイグイ追い詰めると、最後は僚馬2騎をそれぞれ4馬身ほど突き放し最先着でフィニッシュ。タイムは6F79秒2-1F13秒5(一杯)をマークした。ラストこそやや時計を要したが、500キロを超す雄大な馬体は躍動感に溢れ、張りも上々。叩かれ気配は確実に上昇している。「最後は少しかかったけど、追いかけた分しょうがないね。体は引き締まっているし、万全の態勢だよ」と松永昌師は好走を約束した。 一昨年の覇者マイネルキッツが今年もエントリー。狙うはもちろん自身4度目の重賞制覇だ。21日の最終追い切りは松岡騎手が跨り、美浦ウッドでソルレヴァンテ(3歳500万下)を5馬身以上追走。直線の追い比べでは貫禄を見せ、5F65秒3-1F13秒4(一杯)をマークし3馬身の先着でゴールした。スムーズな加速にゴーサインへの反応、伸び脚どれをとっても上々。ダイヤモンドS10着から巻き返せるデキだ。「使った方がいいタイプで、デキは上向いている」と管理する国枝師は仕上がりの良さを強調。「道悪は得意だし、一昨年59キロで勝っているから」(同師)とコメントを残すと、感触を確かめた主戦も「相性のいい中山なら」と意気込みを隠さなかった。 ★ナカヤマナイトら下し重賞4勝目! 【アメリカJCC】ルーラーシップが格の違いを見せて圧勝 ★ウインバリアシオンは2番人気で6着…… 【京都記念】ユタカマジックに導かれトレイルブレイザーが快勝 ★昨年の12月には中山で重賞制覇! 【ステイヤーズS】09年天皇賞・春を制したマイネルキッツが復活の勝利
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