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【高松宮記念・最終追い(3)】3度目の正直を狙うサンカルロ など

1200mで勝ち星のないサンカルロだが、ここを勝っても不思議ではない実力の持ち主

前走の阪急杯は1番人気に支持されながら3着に敗れたサンカルロ。とはいえ終始外を回らされ、輸送で減ったマイナス10キロの馬体重だったことを考えれば、地力の高さを示したと言える。この中間は坂路で乗り込まれて1週前に4F52秒8-1F11秒7をマーク。ひと叩きされたことで気合いが乗り、すっきりとした体に仕上がっている。本日の最終追い切りも坂路で行われ、手綱を引っ張ったまま併せた相手を圧倒しながら4F54秒3-1F11秒6(馬なり)。ここを目標にきっちりと仕上がった。大久保洋師は「1度使ったことで前向きさが出てきた。新しい中京は初めてになるが、直線が長くなるのはプラス。騎手(吉田豊)も開幕週にスクーリングに行っているし、3度目の正直といきたい」と抱負を語った。 1000万→準オープンを連勝して大舞台に挑むサクラゴスペル。これまでに挙げた4勝はすべて左回りで一気にビッグタイトルを掴めるか期待がかかる。前走後は短期放牧に出され使った疲れを取り除き、今月上旬から乗り込まれて1週前にはウッドコースで5F66秒7-1F13秒0(G前追い)をマーク。エンジンがかかるのに時間がかかったが、格下の僚馬を相手に0秒2先着と力強い動きを見せた。今週もウッドコースで追われ、7F81秒7-1F12秒3(一杯)と最後は併走馬を置き去りにする鋭い伸び脚を披露。時計も優秀で、デキはさらに良くなっている。尾関師は「トモがしっかりしてパワーがついてきた。力のいる馬場も問題ないので新装された中京ならチャンスはあるかも」と色気を見せていた。 3走前に12番人気でオパールSを制したものの、ここ2戦は凡走が続いているアポロフェニックス。だが「前走の敗因は苦手の重馬場に尽きる。状態自体は良かった」と吉沢助手が話すように中間は坂路で4F50秒台の好時計をマークしている。今朝の追い切りも坂路で行われ、軽快なフットワークで駆け上り4F49秒8-1F12秒7(強め)。前走時も好タイムをマークしていたが、それを上回るタイムで状態の良さをアピールした。この動きを見た柴崎師は「GIだから大きなことは言えないが、とにかく今は状態がものすごく良い。あとは道悪にならなければいいが…」と週末の天候を気にしている様子だった。 ★前走は3着も大外を回って3着と地力の高さを示したサンカルロ 【阪急杯】大魔神の誕生日ウィークにマジンプロスパーが重賞初制覇 ★サンカルロはGII3勝とGIに手の届きそうなところまできている 【阪神C】3度目の挑戦となったサンカルロが待望の初制覇 ★アポロフェニックスは中京リーディングの吉田隼騎手でミラクルなるか 【オパールS】12番人気アポロフェニックスが接戦を制す ★【高松宮記念】の出走各馬の追い切り評価は? データ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」
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