おしらせ
【高松宮記念・最終追い(2)】9年ぶりの牝馬Vを狙うカレンチャン など
今年の始動戦となったオーシャンSでは、1番人気に支持されながらまさかの4着に敗れたカレンチャン。昨年の香港スプリントから2連敗中だが、昨年の最優秀短距離馬の名に懸けて、もう負けられない。21日の最終追い切りでは、坂路で同じく高松宮記念に出走するトウカイミステリーを追い掛ける形でスタート。道中は持ったままで、全体の時計は54秒4。鞍上がアクションを起こしたのは残り1Fを切ってからだが、本来の切れ味を披露し12秒1の時計でフィニッシュ。併せたトウカイミステリーに騎乗していた安田師は「こっちも良かったけど、一気に交わされましたね。一度使って動きに柔らかみも出てきたので本番が楽しみですね」と、動きにも納得の表情だった。 昨年は北九州記念を制したトウカイミステリーが2度目のGIに挑む。21日の最終追い切りでは、安田師を背にカレンチャンと併せ馬。最後はGI馬に半馬身遅れを取ったが、4F55秒4でラスト1Fが12秒2ならこの馬としては上々の動き。鞍上で感触を確かめた安田師は「一瞬、先着しちゃうんじゃないかと思いながら乗っていましたが、さすがに最後は抜かされちゃいましたね。とはいっても、この馬も順調にこれましたね。今回はGIとあって相手もそろいますが、デキは良いですし上位争いを期待しています」と、まんざらではない様子。初のGI挑戦となった昨年のスプリンターズSでは9着だったが、上がり3Fの脚はメンバー最速をマーク。自慢の末脚でどこまで食い込めるか注目したい。 重馬場で行われたオーシャンSで2着に食い込み、改めて道悪巧者を印象付けたグランプリエンゼル。今週も当日の天候次第では一気に浮上してくる。21日の坂路で見せてくれたパフォーマンスは、まさに絶好調といえる動きを披露。オセアニアボス(7歳オープン)を後ろから追いかけ、全体は52秒4という時計だったが、余力十分の手応えで最後の1Fを迎えると、12秒6でまとめて楽々と1馬身先着。「状態は引き続き良い感じを保っています。この馬は道悪が抜群に上手いから、当日は雨が降って欲しいね」と、管理する矢作師も馬場が悪くなっての一発に期待している口ぶりだった。 ★シンガポールの英雄を撃破! 【スプリンターズS】カレンチャンが5連勝でGI制覇 ロケットマンは4着に敗れる ★エーシン2騎をまとめて交わしV 【北九州記念】豪脚繰り出しトウカイミステリーが重賞初制覇!! ★この時は不良馬場でしした! 【オパールS】グランプリエンゼルが復活V!! ★グランプリエンゼルを管理する矢作芳人厩舎公式ブログ 「よく稼ぎ、よく遊べ!」はこちら
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