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【黒船賞(高知)】一昨年に続く連覇を狙うスーニを巡る争い

交流重賞5連勝、そして黒船賞連覇を目指す中央のスーニ。

20日(火・祝)に高知競馬場のメインレース(6R)として行われるのは、高知3頭、兵庫・佐賀・愛知・南関各1頭、中央5頭の計12頭によって争われる第14回黒船賞(交流GIII、ダ1400m)。昨年は東日本大震災の影響で開催中止となっており、一昨年のこのレースを制している中央のスーニが連覇を目指す形となっている。 そのスーニは、昨年の黒船賞が中止となりローテーションに狂いが生じた影響で、その後は13、11、8、3、8着と絶不調に陥ったが、ここにきて交流重賞4連勝と完全に勢いを取り戻してきた。前走の兵庫ゴールドTでは59.5キロの酷量を背負いながらセイクリムズン以下に完勝しており、59キロとはいえ0.5キロ減る今回は、さらに良い走りを見せることができそうだ。 兵庫ゴールドTではスーニに完敗したとはいえ、このメンバー構成なら中央のセイクリムズンが逆転候補になってくるだろう。スーニとの斤量差は兵庫ゴールドTの時と比べて0.5キロ広がるし、3カ月半ぶりの実戦となるスーニと比べると順調にレースを使われている強味もある。乗り方ひとつで逆転の可能性がありそうだ。 中央からもう一頭挙げるなら、武豊騎手を配してきたトウショウカズンか。前走のフェブラリーSは大敗したものの、初GI挑戦で実績のないマイル戦だったことを考えれば度外視できる。実績のある1400m戦に戻るのは明らかにプラスで、すんなり先行できればスーニの追撃を凌ぎ切ることもあるかもしれない。 地元勢なら、高知に移籍後は破竹の7連勝中だったチュニジアンブルーに、前走の黒潮スプリンターズCで4馬身差をつけて圧勝したタンゴノセックだろう。もちろん、チュニジアンブルーも地元勢の中では上位の存在で、この2頭が中央勢にどこまで迫れるのか注目したいところだ。 他地区からは、兵庫のエーシンエフダンズを取り上げておきたい。中央所属時には10年オーシャンSでキンシャサノキセキをタイム差なしの2着に善戦するなど、オープンクラスで活躍していた実力馬。8歳を迎えて当時の走りを再現するのは困難かもしれないが、地方移籍後初となる交流重賞の舞台でどんな走りを見せてくれるのか楽しみだ。 ★中央のスーニが一昨年に続く連覇を目指す 黒船賞(高知)は1番人気スーニが人気に応え優勝! ★完全に好調時の勢いを取り戻して交流重賞4連勝 【兵庫ゴールドT(園田)】トップハンデもなんのその! スーニが意地見せる ★昨年の黒船賞は東日本大震災の影響で中止になりました 高知競馬 黒船賞含む本日の開催は中止
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