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【毎日杯】有力馬1週前追い切りレポート

きさらぎ賞ではワールドエースの後塵を拝したが、毎日杯で必勝を期すヒストリカル。

24日土曜、阪神競馬場のメインレースとして行われるのが、3歳馬による東上最終切符を賭けた第59回毎日杯(GIII、芝1800m)だ。出走を予定している有力馬たちの、1週前追い切りの模様をレポート! ヒストリカル きさらぎ賞、若葉Sを制したワールドエースが、この世代のクラシックを引っ張っていきそうな雰囲気だが、そのきさらぎ賞で2着がこの馬。前走後は放牧に出さず、厩舎に置いてじっくり調整されてきた。15日にはオウケンサクラ(5歳オープン)と栗東坂路で併せ、4F53秒6-1F12秒5(馬なり)という時計で同入。ディープインパクト産駒らしいバネの利いた走りを見せ、GI2着古馬に一歩もヒケを取らなかった。前走でマークした上がり3Fは32秒8。持ち前の瞬発力は、阪神の外回りでこそ活きそうだ。 アドマイヤブルー ホープフルS勝ちこそあるものの、クラシック出走への賞金はボーダーラインといったところか。なんとしても賞金を加算しておきたい。京成杯3着後はここを目標に、たっぷりと間隔をとって調整。その効果か馬体に実が入り、走るフォームにも変化が見られる。これまでの上体が上がる癖が出なくなり、追ってからの伸び脚が変わってきた。14日には栗東坂路でアドマイヤサガス(4歳1600万下)と併せ、先輩古馬を手応えでも圧倒。クビ差の先着を果たし、4F53秒6-1F12秒2(強め)なら時計も及第点だろう。ひと息入れた効果は十分で、初戦から好勝負に持ち込めそうだ。 マウントシャスタ 前走アルメリア賞では、出遅れをものともせず、無傷の2連勝を飾った。この中間は速い時計こそないものの、14日、15日、17日、18日と坂路で時計を出し入念に乗り込まれている。中2週続きになるためか、テンションが高くなっている点は気になるところだが、当日落ち着いて臨めるようなら、3連勝の可能性も十分にありそうだ。 エロイカ デビュー戦は持ったままの楽勝。1分38秒5という時計からレースレベルを疑問視する声もあるが、同日の古馬1000万(勝ち馬ロードロックスター)が1分38秒7であったことから、全く心配はいらない。18日には栗東ウッドでエアラギオール(4歳1000万下)を大きく追走しながら同入。4F55秒4-1F12秒2(馬なり)という時計をマークし、デビュー戦からの大きな上積みを感じさせた。1勝馬の身だが、素質はまったく見劣らない。 エアソミュール つばき賞で待望の2勝目を挙げると、ここを目標に順調に乗り込まれてきた。この中間から頭を上げて気を抜く面を矯正するため、シャドーロールを着けている。中間は速い時計こそ出していないものの、14日、18日と再三の併せ馬をこなし、馬体に逞しさが出てきた印象を受ける。今のところ調教でも気を抜くような面は見られず、あとはシャドーロールの効果がレースでも出て、集中して走れるようなら一発があっていい。 ★ハイレベルな一戦 【きさらぎ賞】ワールドエースが世代のエースへ ★デビュー2連勝 【ホープフルS】アドマイヤブルーがデビュー2連勝でオープン勝ち ★データ、全馬追い切り短評を掲載 【毎日杯】攻略は「UMAJIN.net」の「レース情報」コーナーにお任せ!
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