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【高松宮記念】有力馬1週前追い切りレポート

目下5連勝のロードカナロア。GIの壁も突破なるか!?

新装なった中京競馬場で最初に行われるGI競走が、25日のメインレース第42回高松宮記念(GI、芝1200m)だ。春のスプリント王決定戦へ出走を予定している有力馬たちのプロフィールを詳細レポート!  ロードカナロア ここまですべて芝1200m戦で目下5連勝、重賞2連勝と充実一途だ。GIはこれが初挑戦となるが、連勝中に見せてきた完勝ぶりを見る限り壁を感じることはなさそう。1月末の前走シルクロードS後は厩舎でじっくりと調整。2月19日から速い時計を出し始めているが、追われるごとにきっちり時計を詰めてきており順調さは疑いようがない。15日は栗東坂路で僚馬オーセロワ(6歳オープン)を追い、3馬身の先着。4F51秒7-1F11秒9(G前追う)は1番時計(ジョーカプチーノ)に0秒1差だった。馬体こそやや立派に映るが、気配は絶好。今週きっちりやれば万全の状態に仕上がってくるだろう。 カレンチャン 昨年秋のスプリンターズS覇者。遠征した香港スプリントで5着に敗れ連勝は止まったが、勝負どころでの不利が大きく響いたもの。今期の復帰戦だったオーシャンSでも人気を裏切る4着に終わっているが、斤量56キロと道悪に泣かされながら0秒2差まで詰め寄った。力量は堅持。勢いでは同厩ロードカナロアだが、経験値ではこちらに軍配といったところだろう。叩かれた上積みを考えれば、ふたつ目となるビッグタイトル獲りの可能性十分だ。前走から中2週となるため中間は、16日に栗東坂路で馬なりに追われた1本のみ。軽快なフットワークから終いスムーズに切れ、時計も4F53秒2-1F12秒0と抜群のものだった。確実に前走時以上の状態にある。 サンカルロ 昨年このレースで2着。コースは変更となるが(昨年は阪神で開催)、東京コースでの好走歴もあり左回りを苦にすることはないだろう。雪辱を果たし、悲願のGI獲りなるか。久々だった前走阪急杯(3着)後の乗り込みは順調で、しっかり上積んできている。15日は主戦・吉田豊騎手が跨り、美浦坂路で僚馬レッドストラーダ(4歳1000万下)を2秒追走。余力たっぷりのまま追い詰め、ゴール前で1馬身抜け出し先着となった。4F52秒8-1F11秒7(馬なり)と数字面も文句なし。「1度使って、気合い乗りが良くなってきたね」と、吉田豊騎手も上昇ぶりには大きな手応えを得た様子。 マジンプロスパー 重賞初挑戦だった前々走シルクロードSは8着に沈んだが前走阪急杯でサンカルロ、ガルボら実績馬勢を相手に重賞初制覇を成し遂げた。昨年後半からの充実ぶりには目を見張るものがあり、一気の相手強化でも好勝負あっていい。14日は栗東ウッドコ?スで終いを伸ばされ5F66秒7-1F12秒5(馬なり)をマーク。脚捌きには硬さがなく、好調キープをアピールした。「変わらずいい状態。精神面が成長したし、トモがしっかりしてきたのがいい結果につながっている」と、宝来助手は順調さに目を細めていた。 ダッシャーゴーゴー スプリント重賞を3勝。2度の降着などGI舞台でこそ勝ち運に見放されているが、力量は上位勢に比べて見劣らない。久々の前走オーシャンSは9着と案外だったが、序盤でラチにぶつかりバランスを欠くアクシデントがあってのもの。大逆襲は考えておきたい。16日の追い切りが前走後の初時計。栗東坂路で単走となり、ラストはステッキが数発入る猛ゲキをかけられ4F52秒2-1F12秒2(一杯)をマークした。時計も上々だが、前走からそう間隔があいていないここでしっかりやれたことも評価していいだろう。 ジョーカプチーノ 前走オーシャンSではスタートで後手を踏む不利。しかし直線で馬群を縫うように伸びてきて、勝ち馬に0秒3差の5着に入っている。1年以上勝ち星から遠ざかっているが、GIホースの底力は健在。15日、栗東坂路で中間の初時計となったが、テンから抜群の行きっぷりで進み、終いも踏ん張って4F51秒6-1F13秒3(一杯)の1番時計を叩き出した。使われての上積みは大きい。 ★破竹の5連勝で頂点に! 【スプリンターズS】カレンチャンが5連勝でGI制覇 ★データ、全馬追い切り短評を掲載 【高松宮記念】攻略は「UMAJIN.net」の「レース情報」コーナーにお任せ!
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