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【高松宮記念】スプリンターズSの覇者・カレンチャンが短距離女王の座を防衛

正攻法の2番手抜け出しでスプリント女王の座を死守したカレンチャン。

25日、中京競馬場で行われた第42回高松宮記念(GI、芝1200m)は、池添謙一騎手騎乗で単勝3.9倍の2番人気に支持されたカレンチャン(牝5、栗東・安田)が、逃げ馬の直後を追走して直線で早めに抜け出すと、そこからさらに脚を伸ばして快勝。昨秋のスプリンターズSに続く国内短距離GI連勝を飾った。勝ち時計は1分10秒3(良)。 各馬が揃ったスタートを切ったレースは、大方の予想通りエーシンダックマン(牡5、栗東・坂口)が仕掛け気味に逃げ、カレンチャンが強気に2番手を追走。その後ろにマジンプロスパー(牡5、栗東・中尾)、外を併走するようにダッシャーゴーゴー(牡5、栗東・安田)、内々からロードカナロア(牡4、栗東・安田)と続き、有力馬が好位を形勢する形となった。 直線に入ると逃げたエーシンダックマンが失速し、外からカレンチャンが抜け出しを図る。外からダッシャーゴーゴー、内からはロードカナロアも懸命に脚を伸ばすが、先頭に立ったカレンチャンの脚色は鈍らない。 坂を上ると中団から決め手を発揮して追い込んだサンカルロ(牡6、美浦・大久保洋)が2番手に押し上げたが、カレンチャンが最後まで追撃を凌ぎ切って先頭ゴール。クビ差の2着がサンカルロで、さらに半馬身差の3着にロードカナロアが入線。ダッシャーゴーゴーが4着、マジンプロスパーが5着となった。なお、4番人気に支持されたジョーカプチーノ(牡6、栗東・中竹)は、中団待機も直線で伸びを欠き11着に敗れている。 配当は単勝390円、馬連950円、馬単1,750円、3連複1,070円、3連単5,930円。勝ったカレンチャンは父クロフネ、母スプリングチケット(母父トニービン)という血統で、半兄には10年京阪杯を制したスプリングソングなどがいる。 カレンチャンに騎乗した池添騎手はレース後 「たくさんのお客さんの前で勝てたら気持ち良いだろうな、と思っていましたが、勝てて良かった。このレースが春の最大目標と決まっていた中でしっかり結果を残すことができましたから、カレンチャンは大したものです。これからカレンチャンはもっとがんばってくれると思いますし、僕もがんばるので、これからも応援よろしくお願いします」 と喜びの表情でコメントした。 ※詳しいレース結果はコチラ ★重賞4連勝で短距離女王の座を獲得 【スプリンターズS】カレンチャンが5連勝でGI制覇 ロケットマンは4着に敗れる ★初の香港遠征は不利も響いて5着に惜敗 【香港スプリント】ラッキーナインが地元で逆襲! 日本勢は5、14着… ★カレンチャンの香港遠征の裏にはこんな秘話が 【平松さとし】短距離女王カレンチャンの知られざる香港遠征秘話
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