おしらせ
【日経賞】ネコまんまと逃げ切って、2強に強烈パンチ!
24日、中山競馬場で行われたメインレース・第60回日経賞(GII、芝2500m)は、江田照男騎手騎乗で単勝12番人気の超伏兵ネコパンチ(牡6、美浦・星野)が、先手を奪うと大逃げの形に持ち込み、直線でもセーフティリードを保ったまま逃げ切り勝ちをおさめた。勝ち時計は2分37秒4(重)。 ゲートが開くと、外めからダイヤモンドSの覇者ケイアイドウソジン(牡6、美浦・田村)が先手をうかがったが、それを内から制してハナを奪ったのがネコパンチ。江田照騎手が1周目スタンド前から後続を引き離しに掛かり、向正面では20馬身ほどのリードをとった。 一方で、人気を二分した2頭。ルーラーシップ(牡5、栗東・角居)は中団やや後方よりでレースを進め、ウインバリアシオン(牡4、栗東・松永昌)は最後方を追走。道中でネコパンチを追い掛ける馬はなく、人気馬も動くに動けない状態に陥っていく。ネコパンチが10馬身ほどのリードを保ったまま、3コーナーに差し掛かった。 ここでぐっと差を詰めてきた後続だったが、うまく息を入れていたネコパンチが江田照騎手にうながされると、再びリードを7馬身ほどに広げ直線コースを向く。逃げるネコパンチ、追うルーラーシップとウインバリアシオン。しかし、残り200mを過ぎてもそのリードは5馬身。結局、ネコパンチが3馬身半のリードを保ったまま、まんまと逃げ切り勝ちをおさめた。まるで、同じコースで行われ、ネコパンチが勝利をおさめた潮来特別の再現VTRを見ているかのようなレースぶりで、重賞初制覇を飾っている。 接戦の2着争いはウインバリアシオンがクビ差制し、ルーラーシップは3着に敗れた。配当は単勝16,710円、馬連48,480円、馬単169,940円、3連複19,480円、3連単457,140円。勝ったネコパンチは父ニューイングランド、母パシェンテ(母父ダンシングブレーヴ)という血統で、江田照騎手は98年テンジンショウグンに続き、このレース2度目の波乱演出となった。 ※詳しいレース結果はコチラ ★オープン初勝利がこのレース 【みなみ北海道S】格上挑戦ネコパンチが恵量利して快勝! ★メインレース出走各馬の追い切り評価などはコチラ! データ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」 ★2012→2013年度POGの対象となる10年産駒の全頭リストが公開 【お知らせ】次年度POG用10年産駒全頭リストDL開始!
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