【WIN5(2) 中京10R/名古屋城S】現級の安定勢力・ダコールが中心

25日、GIデーの中京準メイン・名古屋城S（4歳上1600万下、ダ1800m）も、WIN5対象レースだ。本競走はWIN5対象2レース目。なお、発走時刻は15時00分の予定となっている。 現級の安定勢力であるダコールが中心か。前走・御堂筋S（3着）は渋った馬場を気にしていた面もあるが、展開面でも恵まれなかった印象。中間の動きを見てもデキ落ちは感じられず、早春Sでギュスターヴクライと接戦を演じたように、左回りへのコース替わりも問題ない。あとは、金・土と降る予報の雨が、日曜にどれだけ回復してくれるかがカギになりそうだ。 アメジストSで2着のサトノパンサー。前走は勝ち馬にまんまと逃げ切られたが、展開のアヤであり、自身の上がりは3F33秒1とこのクラスで通用する力は示した。差す競馬が板に付いてきており、ここへ来て軌道に乗ってきた印象だ。1カ月ぶりのレースになるが、乗り込みは順調。引き続き良績ある左回りは歓迎材料だが、切れ味を活かすタイプだけに、この馬も馬場の回復次第か。 2連勝中のジェントルマン。前走は直線で前が狭くなったシーンがあり、着差以上の強さを見せたと言っていい。ダコール、サトノパンサーといった人気勢に比べ、好位で競馬を運べる点は強みであり、逃げ馬不在のここは展開面でのアドバンテージが見込めそう。中間も坂路で入念に乗り込まれ、デキはいい意味での平行線を保っている。パワータイプで、時計の掛かる今の中京の馬場も合うはずだ。 同じく2連勝中のマイネオーチャード。前走は4角11番手から、強烈な決め手を発揮し大外一気を決めた。前走後はリフレッシュ放牧に出ていたが、帰厩してからの調整は順調。美浦の坂路で4F51秒2-1F11秒8(強め)をマークした最終追いの内容から、久々の心配は要らないだろう。2走前は稍重馬場もこなしており、馬場悪化も心配材料にはならない。あとは、この馬の決め手が活きる展開になれば。 最後に1頭、穴っぽいところからヴィクトリアローズを推奨。準オープンに昇級後は、頭打ちの結果が続いているが、いずれも展開が厳しかったなかでの敗戦。単騎逃げが見込めそうなここは、有力馬に追い込み勢が多いことも手伝って、あっと言わせるシーンがあるのではないか。ここは先週のWIN5対象レース・中京スポニチ賞（勝ち馬メイショウゾウセン）のような「ただ1頭、内ラチ沿いをスイスイと」の展開も頭に入れておきたい。 ★編集部員・高津の予想も必見！ 「WIN5マニアの2億円事件」は土曜18時に更新！ ★WIN5対象1レース目の見解 【WIN5(1) 中山10R/常総S】現級組vs.昇級組　少頭数でも難解な一戦 ★WIN5対象3レース目の見解 【WIN5(3) 阪神11R/六甲S】前走で芝適性見せたトウショウフリークに勝機 ★WIN5対象4レース目の見解 【WIN5(4) 中山11R/マーチS】シュナイダー惜敗続きに終止符だ ★WIN5対象5レース目の見解 【WIN5(5) 中京11R/高松宮記念】1200m無敗のロードカナロアがここも一気に突破か

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