おしらせ
【日経賞・最終追い(2)】休み明けフェイトフルウォーは「よかったねえー」 など
昨年の菊花賞7着から戦列を離れていたフェイトフルウォーがここから始動する。セントライト記念など重賞2勝、複勝率100%と好相性の中山で幸先良いスタートが切れるか。21日の最終追い切りは昨秋からコンビ結成となった柴田善騎手を背に、美浦坂路で併せ馬。アイアンデューク(6歳1000万下)を2馬身ほど追走したが、スパッと切れて2馬身の先着でフィニッシュした。タイムは4F51秒6-1F11秒8(G前追う)。脚捌きはキビキビとしており、重め残りも感じられずいきなりやれそうな雰囲気だ。「タイプ的に久々はどうかなと思っていたけど、ゴール前気合い付けての反応は良し。気持ちも前向きで、気難しさも出さずイイ走りだったよ。ううぅん、よかったねえー」と鞍上は好感触を掴んだ様子。 3走前のセントライト記念ではフェイトフルウォーに敗れたトーセンラー。だが、こちらは使われての上積みがありそうなだけに逆転の目は十二分にある。21日の最終追い切りは今回タッグを組む内田騎手が栗東へ駆けつけ、ウッドコースで併せ馬を敢行。僚馬エタンダール(3歳500万下)を終始脚色で圧倒し、追走先着を果たしている。タイムは6F84秒2-1F12秒2(強め)なら合格点。馬体の張り・気配ともに良化しており、態勢は整った印象だ。初めての背中に鞍上は「乗りやすいし、動きも良かった」と満足気な様子。「追わせる印象だったけど、いい伸びをしている。渋った馬場もこなせそうだし、持ち味を活かしたいね」と力強く結んだ。 前走のダイヤモンドSでは15番人気の低評価を覆しまんまの逃げ切り。重賞勝ちの勢いに乗って、ケイアイドウソジンが2つめのタイトル奪取を目論む。21日の最終追い切りは梶騎手(レースは三浦騎手)が跨り、美浦ポリトラックでディアビリーヴ(5歳1000万下)を半馬身追走。直線では一杯に追われるパートナーを尻目に、余裕の手応えで併入を果たした。タイムは5F66秒2-1F13秒1(馬なり)。脚並みを揃えたため時計は平凡も、追えばいくらでも弾けそうな雰囲気で好調キープをアピールしている。「前走後はゆっくりと始動したため、十分に仕上がっています。相手は揃っているけど、頑張れるだけのデキにあるので、応援よろしくお願いします」と田村師は意気込んでいた。 ★好時計で2つめの重賞V! 【セントライト記念】得意の中山でフェイトフルウォーが復活V ★渋太く脚を伸ばすもトーセンラーは4着まで 【京都記念】ユタカマジックに導かれトレイルブレイザーが快勝 ★ギュスターヴクライらを下し重賞初制覇! 【ダイヤモンドS】ブービー人気ケイアイドウソジンがまんまと逃げ切り重賞初V ★データ、全馬追い切り短評を掲載 【日経賞】攻略は「UMAJIN.net」の「レース情報」コーナーにお任せ!
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