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【ドバイWCデー】本番に向けてそれぞれ順調な調整をアピール

福永騎手を背に追い切られたエイシンフラッシュ。状態はいいようだ

いよいよ本番まであと3日。この日は水曜ということもあり、日本同様、多くの陣営がメイダン競馬場で最終調整を行った。 前日同様、まず最初に馬場に姿を現したのは堀厩舎のダークシャドウ。森安輝正調教助手を背に、芝コース単走で追い切った。渡邊政典調教助手によると、「今日は芝コースの直線でウォームアップをし、4Fで追い切りました。本番に向けて疲れを残さないように気をつけましたが、手応え、息の入りとも良く、いい追い切りができたと思います。本番に向けても順調に来ています」と、準備抜かりなしといった様子。 続いて、藤原英厩舎のエイシンフラッシュは福永祐一騎手を背に馬場入り(本番はルメール騎手)。追い切り後、取材に応じた師は「(追い切りに乗ってもらった福永騎手の話では)動きとしては、レースに向かう段階としては非常にいいと言ってくれた。(ドバイWCは)最後がタフになってくるレースなので、それに慣らすためにもしっかりやっておいた。フラッシュ自身、いつもと変わらないし、あとは能力を出しきれるように、態勢を整えていくだけです」と、内容には満足した表情で、今日の追い切りを振り返ってくれた。 同じく今日、最終追い切りを行ったエーシンヴァーゴウ。見届けた小崎調教師は「時計は6F80秒を切る位だったと思うんですけど、終いだけ伸ばすつもりでやりました。手前も変えていましたし、手先が伸びたあの馬独自の走りができていましたね。体にハリも出てきて、体調自体はいいかなと思います」と、ここへきて上昇ぶりには師自身も驚きを隠せない。 また、ドバイWCで昨年の雪辱に挑むトランセンドは、しっかり負荷をかけた調教で最終調整を済ませた。安田調教師も「昨年もそうでしたけど、それにヒケをとらず、状態に関してはいいです。馬場も見た目では昨年より黒くなっており、正直、それがどう影響するかわかりませんけど、この力のいるタペタの馬場は、パワー型のトランセンドには味方してくれると思いますね。ブリンカーの装着も考えましたが、あまりにもテンションが上がり過ぎるので、本番に装着するかどうかは明日判断します」と、フィジカルよりもメンタル面の調整に思案していた。 一方、UAEダービーに出走予定のゲンテンは、この日も軽めの調整。「時計は取っていないけど、指示よりは気持ち早めになったと思う。手前もしっかり変えていました。ウチの2頭に関しては日本でかなり仕上げてきたので、あまりビッシリ追う予定もないですし、今日も馬なり。特に体調はいいですね」と、管理する矢作師は状態の良さに太鼓判を押した。 ドバイWCに出走する陣営以外は、すでに枠順も決まったが、日本勢にとってはとくにこれといったディスアドバンテージもなく、どの陣営も表情が明るかったのが印象的。調整に関しても、思惑通りに進んでいる様子が見て取れ、当日が楽しみになってきた。

(UMAJIN編集部・小原直英)
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