おしらせ
【ダービー卿CT・最終追い(1)】ガルボ・清水英師「賞金加算して安田記念へ」 など
先週の高松宮記念にも登録されていたが、適性を考慮してスライドしてきたガルボ。前走の阪急杯では5着に敗れたが、重賞2勝をマークしている得意のマイル戦なら3つ目のタイトルは目前か。28日の最終追い切りは美浦ポリトラックで単走追い。ラストに軽く促されると瞬時に反応し、抜群の切れを見せてフィニッシュした。タイムは5F65秒1-1F11秒5(G前追う)。 昨秋から大きな休みなく使われているが、前走のダメージは感じられず、好調キープと見ていいだろう。「予定通り。良かったんじゃないかな」と清水英師は愛馬のデキにニッコリ。「この春は安田記念へ向かいたい。(中山への)コース替わりは問題ないし、本来の先行策で賞金を加算したいね」とトレーナーは意気込んだ。 アプリコットフィズは前走(中山牝馬S)で8着に敗退。やや物足りない印象に写るも、約3カ月半の久々と重馬場が堪えたか。今週末も天気は微妙だが、叩き2戦目なら当然の主役候補だろう。28日の最終追い切りは美浦坂路を単走で登坂。中2週とあって軽めの仕上げとなったが、弾むようなフットワークで4F52秒1-1F12秒3(馬なり)を記録している。馬体の張りは増し、闘争心も戻った印象。叩かれた上積みは絶大だろう。「1度使って素軽くなった。テンションも上がることなく、いい雰囲気です」と手綱をとった吉永助手。「前走は休み明けの分でしょう。道悪も多少なら大丈夫」と巻き返しを誓った。 前走の中山記念では9着に敗れたダイワファルコンだが、2戦2勝の中山マイルなら逆襲があっていい。28日の最終追い切りは美浦ウッドでフロムクローバーズ(3歳未勝利)を大きく追走。直線では先行していた別組の僚馬2騎も交え、変則4頭併せに。別組のマリーアルーア(3歳未勝利)、トップスカーレット(3歳500万下)にはそれぞれ併入、当初の目標フロムクローバーズには4馬身の先着を果たしている。大外をまわりながらも、ラストは圧巻の伸び。オープン馬の貫禄とともに、デキの良さを誇示してみせた。タイムは5F67秒7-1F12秒8(G前追う)。「予定とは違う併せ馬になったけど、追いついてみせたのはさすが。それだけ調子がいいのでしょう」と上原師は状態に胸を張る。 今年に入ってから条件戦を2連勝。サトノタイガーが勢いに乗って重賞獲りに挑む。28日の最終追い切りはDコース(ダート)を軽く1周したあとに美浦ウッドで単走。軽快な脚捌きで6F83秒5-3F40秒6-1F13秒7(馬なり)を計時している。時計は地味に写るが、これはいつものこと。この中間は体調維持に重点を置いた調整で、良い状態をうまくキープできている印象だ。「強い追い切りは必要ないから、これで予定通り。ちょうど良かったよ」と管理する的場師。「疲れを取るのに時間はかかったが、今は持ち直している。相手は一気に強くなるけど、頑張って欲しいね」と指揮官は静かに闘志を燃やしていた。 ★石橋脩騎手の猛ゲキに応えて勝利! 【東京新聞杯】ガルボがシンザン記念以来ふたつ目の重賞制覇 ★アプリコットは休み明けと馬場が堪えたか…… 【中山牝馬S】レディアルバローザが逃げ切って変則連覇! ★ダイワファルコンはタイム差なしの2着! 【中山金杯】上がり馬フェデラリストが重賞初制覇! ★【ダービー卿CT】の出走各馬の追い切り評価は? データ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」
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