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【ドバイWCデー】スマートファルコンが順調に最終追い切りを消化

本日、実質的な最終追い切りを行ったスマートファルコン。

世界各国から強豪馬が集う競馬の祭典、ドバイWCデーを4日後に控えた27日、マカニビスティーを除く日本馬6頭が、メイダン競馬場のタペタコースに元気な姿を見せた。 まず最初に姿を現したのは、ドバイDFに出走予定のダークシャドウ。渡邊政典調教助手は、「輸送熱もなく、ここまで順調です。先週の土曜に芝コースで追い切っており、体はできているので、気持ちの部分を前向きにするよう、明日追い切る予定です」と、コメント。 ドバイWCでも有力候補と目されているスマートファルコンは、今日が実質的な最終追い切り。終いをしっかり伸ばす内容で6F80秒台にまとめ、管理する小崎師も満足した様子。「フォームもダイナミックでしたし、時計的にも予定通り。いい追い切りができたと思います。こちらに到着直後は馬体は減っていたようでしたが、回復は早かったですし、馬が変わりましたね。日本にいるときとやることは一緒ですし、あくまで、こちらはチャレンジャーの気持ちで挑みます」と、自然体での挑戦を強調した。 一方、小崎厩舎のもう1騎、今年からGIに昇格したアルクォーツスプリントに出走するエーシンヴァーゴウについても、「昨年のアイビスSDで勝ったように、やっぱり暖かいほうがいいんだろうね。直千は2戦2勝の舞台だし、55キロで挑めるのはいい。毛が抜けたし、体調は明らかに上向き。カイ食いも良くなっているし」と、合格点を与えた。 また、この日は昨年のドバイWC・2着馬トランセンドも元気な姿を現した。軽めのキャンターでタペタコースを流す程度だったが、ドバイのほうが水が合っているのか、動きにも素軽さが見てとれる内容。「状態はここに来て上がっており、順調にきています。あと1本で仕上がると思います」とは、山下久美調教助手。 この日、最後に登場したのが藤原英厩舎のエイシンフラッシュと、矢作厩舎のゲンテン。 軽めのキャンターに終始したエイシンフラッシュを管理する藤原英師は、「馬の気配が良く、順調なのが何よりですね。輸送があって、どうやって体調が維持できるかという点は腐心しましたが、日本にいるときと大差ないです。体重もそんなに変わってないし、あとは悔いのないようにエイシンフラッシュの能力を出せれば…とは思います」と、特に体調面について気にかけていた。 ゲンテンの動きを見届けた矢作師も、「今日の動きは良かった。とても3歳とは思えない体つきになってきているし、馬場に関してもこなしてくれると思っている。そうじゃないと、連れてこないからね」と、好感触を得たようだった。 日本勢は明日、実質的に追い切る厩舎が多く、そこで各陣営がどのような感触で本番に挑むのか、期待を持って最終追い切りを見届けたいところだ。

(UMAJIN編集部・小原直英)
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