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【ばんえい競馬トピックス】ニシキダイジンがラストランを飾る など

念願の重賞初制覇を飾ったタケノビジン

【ニシキダイジンがばんえい記念2勝目】 ばんえい十勝の最高峰レース、農林水産大臣賞典・第44回ばんえい記念(BGI)が3月25日(日)に帯広競馬場で行われ、単勝1番人気に支持されたニシキダイジン(牡11)が優勝し、ばんえい記念2勝目を飾った。 レースは、前日からの雪で含水率5.1%と軽い馬場となり、前半から速いぺースでレースは進む。第2障害をニシキダイジン、ナリタボブサップが先頭で通過し、その後もニシキダイジンはペースを落とすことなく2分34秒0のタイムでゴールし、現役最後のレースを勝利で締めくくった。 そして2着には、同じくこのレースが現役最後となるフクイズミが入り、3着には復調したナリタボブサップが入線。 同馬に騎乗した鈴木恵介騎手も悲願のばんえい記念初制覇を果たし、4年連続のリーディング1位に花を添える勝利となった。 また、同一年度にイレネー記念とばんえい記念の2タイトルを制覇することはばんえい史上初の快挙で、同馬の管理調教師である村上慎一調教師もばんえい記念は初制覇となり、同じくイレネー記念とのダブル優勝を果たした。 ニシキダイジンは父カゲイサム、母ローラ(母父DANNY)という血統で、通算成績は247戦36勝(うち重賞8勝)で現役生活を終えた。 鈴木恵介騎手のコメント 「本当に最高に嬉しいです。馬場も軽くなり、ペースも1トンレースの展開ではありませんでしたが、この馬の障害力を活かせてゴール前も止まることなく、勝てました。スタート地点で、『今日が最後だから頑張ろうな』って馬に声を掛けました。 騎手になったときから、ばんえい記念を勝つことが目標だったので、今日勝ってようやく一流騎手の仲間入りができたと思っています。義父、鈴木勝堤さんはいくつも重賞を獲っていますが「ばんえい記念」だけは獲ったことがありませんでした。『代わりにとったよ』ってまずは伝えたいですね。これからも頑張りますので、応援をよろしくお願いします」 【タケノビジンが1番人気に応えて重賞初優勝!】 4歳と5歳馬が対決する、とかちマッシュ杯第33回ポプラ賞(BGIII)が18日に帯広競馬場で行われ、単勝1番人気の支持を受けたタケノビジンが終始先行する積極的なレースで、2番人気のリキエイをわずかに押さえ、念願の重賞初制覇を飾った。 レースは2頭の競走除外があり、6頭となる少頭数での競馬となったが、軽ハンデのタケノビジンとリキエイが第2障害をそれぞれ1、2番手で通過し昨年の覇者トレジャーハンターが追撃する形。ゴール前では先行した2頭の一騎打ちとなり、タケノビジンが0秒6差でリキエイを振り切り初優勝を果たし、このレースの連覇を狙ったトレジャーハンターに3着敗れた。 勝っタケノビジンは父サンデーブライアン、母ハタノダイヤ(母父ダイヤテンリュウ)という血統で、ここまでの通算成績は86戦20勝(うち重賞1勝)となっている。 安部憲二騎手のコメント 「タケノビジンは最近調子も良く軽ハンデにも恵まれたので、勝つことができました。自分自身もポプラ賞を初めて獲れたし、馬主さんや厩舎が一丸となってこのレースに臨んでいたので、その期待に応えることができたのが、とても嬉しいです。この馬は歳を重ねるごとにレースでの対応もできるようになり、馬体も大きくなっているので、これからも上を目指して頑張ります」 【名物アナが引退】 ばんえい十勝のレース実況アナウンサーである井馬博(いま ひろし)さんが、11年度をもち勇退することが決まった。井馬博アナウンサーは、1948年11月9日生まれの63歳。1980年にばんえい競馬の実況アナウンサーとしてデビュー以来、30年以上に渡りばんえい競馬の数多くの名勝負を演出してきた。地方競馬実況のなかでも独特な語り口である「井馬節」はファンから常に注目され「ばんえい競馬に井馬あり」との評価を受けてきた。また、井馬さんの実況は、ばんえいファンはもとより厩舎関係者からの信頼も厚く、多くの関係者からも惜しまれつつの引退となる。 井馬博アナウンサーからのコメント 「ばんえい競馬の実況が好きなんですね。この32年間を振り返ってみて、アナウンスをさせてもらい幸せな人生でした。昨年、風邪でダウンしてしまったとき、ふと1人で実況をしていることに初めてプレッシャーを感じました。いつも“もっと上手く実況できるのでは”と今でも思っておりますが、際限がありませんので、若い方に譲るつもりで区切りをつけたいと思います。皆様、長い間私のつたない放送を聞いていただきましてありがとうございます。3月25日の大一番、ばんえい記念が残されております。気合を入れて実況をしたいと思いますので、最後までお付き合い下さい」 【島津新騎手が通算100勝を達成!】 3月24日(土)の第5競走でブルーホマレが勝利。この結果、島津新騎手が通算100勝をデビュー1年3カ月目で達成。 同騎手は11年度日本プロスポーツ大賞新人賞、NARグランプリ11優秀新人騎手賞を受賞するなど、ばんえい十勝の若手のホープとして今後の活躍が期待されている。 島津新騎手のコメント 「今年100勝は難しいかなと思っていましたが、いろいろな賞を頂いて100勝を目標にと頑張りました。まだまだ通過点。来年度はさらに飛躍できるよう努力しますので、応援よろしくお願い致します」 ★UMAJINはばんえい競馬を応援しています! ばんえい競馬特設ページはコチラ ★大舞台で無類の強さを誇る! 【ばんえい競馬トピックス】名馬トモエパワーの引退が決定
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