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【ダービー卿CT】有力馬1週前追い切りレポート

東京新聞杯ではマイペースで逃げたシルポートをきっちり差したガルボ。地力は上位だ。

4月1日、中山競馬場のメインレースとして行われるのがハンデ戦の古馬マイル重賞・第44回ダービー卿CT(GIII、芝1600m)だ。この一戦へ出走を予定している有力馬たちの一週前追い切りの模様を詳細レポート!  ガルボ 高松宮記念へも登録されていたが、適距離のマイル戦を見据えこちらに回ってきた。前走の阪急杯は5着に終わっているが、スムーズさを欠いて脚を余してのもの。得意のマイル戦で巻き返しを図る。21日、美浦ポリトラックで追われたのが前走後の初時計。テンから軽快に進むと直線を向いても勢いはそのままで、持ったまま一直線に弾けた。スピード、切れともに抜群。5F63秒0-1F12秒6(馬なり)と時計も優秀で、もともとやればいくらでも動く馬とはいえ、動きの良さが際立っている。ハンデは57.5キロを課せられたが、地力の違いで克服してみせたい。 アプリコットフィズ 休み明けの前走は人気を裏切った。しかし叩き2戦目で、京成杯AHで2着、キャピタルSで優勝と牡馬と互角の走りを見せた中山マイルに戻れば大逆襲は当然あって然るべき。中2週になるが21日にさっそく15-15を消化できており、回復は早かった様子だ。25日は美浦坂路で4F56秒1-1F12秒1(馬なり)と終いをしっかり伸ばされる稽古ができており、体調はすこぶる良さそう。ハンデ55キロは許容範囲。 サトノタイガー 1000万下、準オープンと連勝しここに挑んでくる。好位から抜け出し二枚腰で粘れるレース運びが売りで、展開に左右されないのが強み。ハンデ55キロなら昇級初戦でもいい勝負ができそうだ。22日、主戦・的場勇騎手を背に美浦ウッドでの単走が前走後の初時計。テンションを必要以上に上げすぎないよう、静に徹した調整で6F85秒1-1F14秒0(馬なり)をマーク。捌きにやや硬さがあるが、いつものことで心配は要らない。前走は重馬場での勝利だが「本来は良馬場がいい」と陣営。 ダイワファルコン オープン昇級初戦でカシオペアSを制しているように、力量的にここで上位争いする資格は持っている。中山芝で過去5勝というコース相性の良さも好材料。前走中山記念こそ案外だったが、コンディションが悪かったところを通されたもので、流れひとつで上位に食い込んでいても良かった。21日は美浦ウッドで北村宏騎手が騎乗し単走。序盤からクビをグッと下げて、気合い十分のフットワークを見せると、直線向いてのゴーサインにも力強い伸び脚で応えて、しっかりと伸び切った。時計は5F68秒9-1F12秒9(馬なり)。馬体の張りも上々で、休みなく走っているが高いレベルで安定している。 ベルシャザール 昨年春はスプリングSで2着、日本ダービーで3着。菊花賞後にノドの手術が施され、放牧での休養を挟んで立て直されてきた。初のマイル、初の古馬相手になるが地力は世代上位のものがあるだけに流れにさえ戸惑わなければ一発も。3月頭からここでの復帰を念頭に、じっくりと調整されている。21日はスマートロビン(4歳オープン)を栗東坂路で0秒1追走、ゴール前は激しい追い比べになったが0秒4差の先着を果たしている。時計も4F53秒3-1F12秒9(一杯)とまずまずのもの。賞金順では微妙な位置にいるが、態勢は整っている。 ★2年ぶりの重賞Vでした。 【東京新聞杯】ガルボがシンザン記念以来ふたつ目の重賞制覇 ★データ、全馬追い切り短評を掲載 【ダービー卿CT】攻略は「UMAJIN.net」の「レース情報」コーナーにお任せ!
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