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【今週の重賞】[AJCC]オーソクレースが重賞初制覇に向けて始動

■1月23日、中山競馬場で第63回・AJCC(GII、芝2200m)が行われる。

オーソクレース(牡4、美浦・久保田)は2022年始動戦で重賞初勝利を狙う。2歳時のホープフルSでは、昨年マイルCSで3着だったダノンザキッドに0秒2差の2着と力を見せ、クラシック有力候補の1頭となったが、骨折により春のクラシックを棒に振ることに。3歳は秋のセントライト記念から復帰して、本番を無据えた仕上がりだったが3着に好走した。迎えた菊花賞ではスローで流れる中、後方から脚を伸ばして2着。積極的な先行策で勝利したタイトルホルダーこそ捕らえることができず着差がつけられたものの、ブランクを感じさせない走りで高いポテンシャルを再度周知させた。これまで馬券外に沈んだことがなく、同舞台のセントライト記念で3着しているのも強調材料。初の古馬混合となるが、56キロで挑める上に素質、勢いともに抜けており、勝ち負け必至の存在だ。

ポタジェ(牡5、栗東・友道)は、これまでキャリア12戦中11戦で3着以内に好走しており、唯一馬券外に沈んだのが前走、初GI出走となった天皇賞・秋。今回GIIとなれば好走が期待できるだろう。2200mは初となるが、姉のルージュバックは非根幹距離の重賞4勝で1800-2200mを得意とした。父は違えどディープインパクト産駒の当馬なら距離延長も対応可能か。また中山は新馬戦以来となり、重賞経験は左回りの大箱競馬場のみだが、先行勢に分があるAJCCにおいてこの馬の高い先行力は大きなアドバンテージになる。ここでも堅実に走ってきそう。

ボッケリーニ(牡6、栗東・池江)は今回がGII初参戦。これまでGIII5戦で【1.2.0.3】の結果。直近3走の重賞で馬券外に沈んではいるものの5着、6着、4着と大崩れはしていない。こちらも初の2200m戦となるが、全兄は宝塚記念勝ちなど重賞6勝のラブリーデイ。血筋的にこなせる可能性は十分だ。好位につけてチョイ差しが決まる展開になれば出番がありそうだが、父ミスプロ系はAJCCで不振傾向にある点は注意したい。

キングオブコージ(牡6、栗東・安田翔)は骨折により昨秋、約1年ぶりに復帰。2走前のオールカマーでは9着だったが長期休養明けなら仕方ない結果。そして明け2戦目の前走・中日新聞杯では5着と復調気配を窺わせた。その前走は内先行有利な馬場の中、8枠になり3番手あたりで外を回る形になったのが敗因。また馬体重10キロ増でやや余裕があったのも影響はあるだろう。父ミスプロ系はAJCCで不振傾向だが、ロードカナロア産駒の当馬は過去にアルゼンチン共和国杯勝ちがあり、母父ガリレオの影響を受けているようでスタミナ豊富。2度の坂超えも対応できそうだ。

直近2戦でダートを使って芝に戻るダンビュライト(セ8、栗東・音無)は2018年AJCC勝ちで父子制覇を果たしており、久々の重賞勝利を狙う。同じルーラーシップ産駒のアンティシペイト(牡5、美浦・国枝)もダンビュライトに続く父子制覇なるか注目だ。ほか、4歳馬からは有馬記念からの巻き返しを図るアサマノイタズラ(牡4、美浦・手塚)、3年連続好走がかかるラストドラフト(牡6、美浦・戸田)や、切れる脚はないがタフなコースでチャンスを狙うマイネルファンロン(牡7、美浦・手塚)などが参戦予定。断然人気に推されるであろうオーソクレースの古馬撃破なるかも見どころとなる。

(Text:Funaki)

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