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【今週の重賞】[東海S]中京巧者オーヴェルニュが連覇&重賞3勝目を狙う

1月23日、中京競馬場で第39回・東海S(GII、ダ1800m)が開催される。

オーヴェルニュ(牡6、栗東・西村)は中京ダート4戦3勝、重賞勝利はいずれも中京コース(昨年の東海Sと平安S)とこのコースをめっぽう得意としている。唯一馬券を外したのは昨年末のGIチャンピオンズC(6着)。それでも2着チュウワウィザードとのタイム差は0秒4で、やはりGIIのメンバーなら威張れる実績の持ち主だ。中京巧者が東海S連覇と重賞3勝目を目指す。

重賞の実績という点ではスワーヴアラミス(牡7、栗東・須貝)も負けてはいない。一昨年のマーチS、昨年のエルムSとこれまでにダート重賞で2勝を挙げている。広いコースが向いているイメージのハーツクライ産駒ではあるが、この馬が良績を挙げているのは小回りダート。小回りをパワフルにマクって勝負するスタイルの馬なので、チャンピオンズCの時と同じく長い直線への対応がポイントになりそうだ。

サンライズホープ(牡5、栗東・羽月)は昨年10月に中京ダ1900mで開催されたシリウスSを制して重賞初勝利。前々から正攻法の立ち回りでウェスタールンドなどの実力馬を下してみせた。こちらも中京ダートでは勝率50%、連対率75%を誇るコース巧者。シリウスSがそうだったように良馬場ダートで馬力を活かすレースの方が向いている印象もあり、冬の乾燥したダートはこの馬にとって後押しになるだろう。

4歳世代からは昨年のユニコーンSを制したスマッシャー(牡4、栗東・吉岡)がこのレースに挑戦する。ユニコーンSを制して以降はやや苦戦が続いているが、前が崩れる展開になれば自慢の末脚でいつでも飛んでくる。展開次第なところもあるものの、当然ノーマークには出来ない。4歳世代の意地を見せたいところだ。

芝重賞3勝のカデナ(牡8、栗東・中竹)は8歳にしてダートに初挑戦。ディープインパクト産駒かつ半兄には京王杯SCを制したスズカコーズウェイという血統でダートでどうなるかは全くの未知数だが、こなしてしまえばあっさりというシーンがあっても。サンビスタ、スマートボーイ、ラブミーチャンなどダート巧者を多く輩出してきたグランド牧場の生産馬でもあり、砂適性を秘めていても驚けない。

このほかにもシリウスS3着、武蔵野S4着と重賞でも惜しい競馬を続けているブルベアイリーデ(牡6、栗東・杉山晴)、中距離への路線変更が功を奏し、リステッド競走で2着、1着と充実期に入りつつあるアイオライト(牡5、美浦・武藤)、さらにはダートグレード競走4勝の実績を誇る南関東のベテラン牝馬サルサディオーネ(牝8、大井・堀千)なども参戦し、混戦ムードが漂う今年の東海S。フェブラリーSへの前哨戦から今年も目が離せない。

(Text:Hiraishi)

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