【今日の出来事】古川吉騎手がJRA通算1万回騎乗を達成／ハーツクライ産駒がJRA通算1300勝を達成／坂井騎手がJRA通算200勝を達成／松山騎手がJRA通算900勝を達成／上野騎手が落馬負傷、16日小倉競馬では1鞍が騎手変更

■小倉競馬第1R・3歳未勝利でテイエムシニスター（牡3）に騎乗した古川吉洋騎手（44、栗東・フリー）は、1996年3月2日の初騎乗以来、JRA通算1万回騎乗を達成した。現役では32人目、史上47人目の記録。記録達成時のJRA通算勝利数は524。重賞は1997年阪神3歳牝馬S（アインブライド）のGI1勝を含む11勝。

同騎手は「本当に周りの関係者のおかげだと思いますし、感謝したいです。これからも少しでも長く騎手として活躍したいと思います」と、JRAを通じてコメントしている。

■中京競馬第3R・3歳未勝利でケイアイスペース（セ3）が1着となり、ハーツクライが産駒のJRA通算1300勝を達成した。史上10頭目。1300勝のうち重賞は、2013年天皇賞・秋（ジャスタウェイ）、2014年オークス（ヌーヴォレコルト）、2014年日本ダービー（ワンアンドオンリー）、2017年ジャパンC（シュヴァルグラン）、2019年有馬記念（リスグラシュー）などGI13勝を含む71勝。

■小倉競馬第5R・障害4歳上未勝利で、エフティエトワールが1周目1号障害飛越着地時につまずいて騎手が落馬したため競走を中止した。騎乗していた上野翔騎手は左上腕打撲症、左前胸部から後背部打撲症、左前頭頂部打撲症と診断。同騎手の負傷により16日小倉の障害戦1鞍の騎手変更が発表された。馬に異状はなかった。

■中京競馬第5R・3歳未勝利でショウナンハクラク（牡3）が1着となり、同馬に騎乗した坂井瑠星騎手（24、栗東・矢作）は、2016年3月5日の初騎乗以来、2861戦目でJRA通算200勝を達成した。現役で61人目の記録。200勝のうち重賞は、2019年フィリーズレビュー（ノーワン）、同年京都大賞典（ドレッドノータス）、2021年京王杯2歳S（キングエルメス）など8勝。

同騎手は「沢山乗せていただいている関係者の方々、応援してくださっているファンの皆様、そして何より頑張ってくれている馬たちに感謝したいです。これからも感謝の気持ちを忘れずに、一つ一つ勝ち星を積み重ねていきたいですし、若手ジョッキーが競馬を盛り上げられるよう皆で頑張りたいと思います」と、JRAを通じてコメントしている。

■中京競馬第7R・3歳1勝クラスでペプチドヤマト（牡3）が1着となり、同馬に騎乗した松山弘平騎手（31、栗東・フリー）は、2009年3月1日の初騎乗以来、1万351戦目でJRA通算900勝を達成した。現役で27人目、史上51人目の記録。900勝のうち重賞は、2020年牝馬三冠（デアリングタクト）、2017年皐月賞（アルアイン）、2021年チャンピオンズC（テーオーケインズ）のGI5勝を含む27勝。

同騎手は「これまでに沢山乗せていただいた関係者の皆様と、頑張って走ってくれた馬たちに感謝しています。これからもひとつひとつ勝ち星を積み重ねるべく、まずは次の1勝を目指して頑張っていきたいと思いますので、引き続き応援のほどよろしくお願いします」と、JRAを通じてコメントしている。
（Text:Hattori）

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