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【今週の重賞】[日経新春杯]有馬記念4着のステラヴェローチェが参戦

■1月16日、中京競馬場で第69回・日経新春杯(GII、芝2200m)が行われる。

有馬記念4着だったステラヴェローチェ(牡4、栗東・須貝)は、中2週で日経新春杯に参戦。皐月賞3着、ダービー3着、菊花賞4着とクラシック皆勤賞を経て挑んだ有馬記念では、勝ち馬エフフォーリアをぴったりマークして途中まで完璧に進んだが、外から追い上げてきたアカイイトと一緒に動く形となり、あと少し届かずの4着だった。しかし高いポテンシャルを示した3歳時の成績は立派。バゴ産駒ということもあり、成長力も期待でき、明け4歳の今年はここで中心視される存在となる。ダービーの時のように速い上がりも使えるが、持続力勝負に富んだ脚を持つ当馬であれば、今回の条件はぴったり。この馬の持ち味を活かせるだろう。重賞3勝目が期待できる。

ヨーホーレイク(牡4、栗東・友道)は、ダービーからの長期休養明けでここが始動戦。同世代のステラヴェローチェと比べてしまうと経験値の浅さに不安はあるが、ハンデをそこまで背負わされないのはプラス。1980年以降、ダービーから日経新春杯に参戦した馬は3頭おり、15年アドマイヤデウスは優勝、06年インティライミは3着、87年シンチェストは4着しているように、データ的にも買い材料。またダービー以外のキャリア5戦は上がりのかかる馬場で、いずれも3F上がり1位をマークして好走を収めており、瞬発力よりも持続力が武器。今の中京馬場にも適性がありそうだ。成長した姿を見せられるか。

フライライクバード(牡5、栗東・友道)は、中京成績【2.1.1.0】の中京巧者。その内、2200m戦は【2.1.0.0】で連対率も100%。得意舞台で重賞初制覇に向けて照準を合わせてきている。1週前追い切りではCWでヨーホーレイクと併せ馬を行い、すでに追い出されて先にいたヨーホーレイクを、追い出しを待っていたフライライクバードが馬なりで捕らえて先着した。時計は6F82秒4-1F11秒3。ラストは2F22秒8-1F11秒3と好内容。稽古駆けする馬ではあるものの、体調は万全であるのは確かだろう。明け4歳馬に待ったをかけられるか注目だ。

ショウナンバルディ(牡6、栗東・松下)も、中京成績【3.1.1.2】の中京巧者。前走の中日新聞杯ではハナに立ってマイペースに運び、逃げ切り勝ちを収めている。逃げた際はミドルペースに持ち込むことが多く、今回もハナに立てば昨年の日経新春杯に似たペースになりそう。積極的に前につけたい馬が少ない今回も押し出されてハナに立つ可能性はありそうだが、初めての2200m。1ハロンの距離延長が対応できるかカギとなる。前残りの展開になれば出番があるか。

ほか、チャレンジC6着から巻き返しを図るマイネルウィルトス(牡6、栗東・宮)やエリザベス女王杯3着のクラヴェル(牝5、栗東・安田翔)などが参戦予定。4歳世代の躍進なるか、充実期を迎える明け5歳馬たちがそれを阻むのか、注目したい。

(Text:Funaki)

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