おしらせ
【土曜阪神11R/コーラルS】実績上位馬が近走不振で大混戦の様相
31日土曜の阪神11Rに、ダートのオープン特別・コーラルS(OP、ダ1400m)が組まれている。オープン実績上位馬に近走不振な馬が多く、条件戦で実績を積み上げてきた上がり馬にもチャンスがありそうだ。 混戦な中でも主役級の評価ができそうなのが、2走前にすばるSを勝つなどオープン3勝の実績を誇るケイアイテンジンだろう。前走のフェブラリーSはさすがに相手が強く、実績がないマイル戦というのも堪えたが、それでも8着なら悲観することはない。今回は全7勝のうち6勝を挙げている1400m戦で、輸送の負担も軽減されるだけに、巻き返すことができるのではないだろうか。 オープンに昇級後も2、4、2着と安定しており、3歳時には昇竜Sでラヴェリータの2着、レパードSでトランセンド、スーニに次ぐ3着した実績もあるスタッドジェルランも大きな差はない。昨秋に長期休養を挟んだこともあり、オープンクラスで3戦を消化した後でも十分な余力が残っているだけに、そろそろオープン勝ちに手が届いても良さそうだ。 先行争いが激化して追い込みが決まる展開になれば、ダート初挑戦だった前走のポラリスSで2着に食い込んだファリダットに出番が回ってきそう。別定戦に変わって斤量は1キロ増の56キロになるが、58キロを背負った安田記念で3着した実績もあるだけに、苦にすることはないはずだ。 ファリダットとは対照的にスローペースに持ち込みたいのは、内枠から単騎逃げが見込まれるインペリアルマーチだ。前走のポラリスSでは、メモリアルイヤーのハナを強引に奪い取ったことで直線で失速してしまい3着。結果的には4カ月の休養明けというのも響く形になったか。それでも、この中間の動きを見る限りひと叩きされた上積みがありそうで、同型の逃げ馬がいないのも有利に働きそう。内側の奇数枠ということでスタートが心配だが、しっかり決めてマイペースに持ち込めれば、簡単には止まらないだろう。 その他にも、ダート1200?1400mでは【4.1.0.0】と底を見せていないシゲルソウサイ、昨秋に3連勝でオープン入りを果たしてオープンクラスでも2、4着と善戦を続けているアルゴリズム、昨春のアハルテケSでオープン勝ちしているブライトアイザックなど伏兵馬も多数おり、一筋縄ではいかない一戦となりそうだ。 ★実績がなかった1200mを克服してオープン特別3勝目 【すばるS】ケイアイテンジンが好位から抜け出して快勝 ★GIでレーティング首位にランクされた実績あり 【安田記念】レーティング首位の実力馬を!ファリダット ★得意の東京・ダ1400mで初オープン勝ち 【アハルテケS】ブライトアイザックが初オープン勝ち
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