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【ダービー卿CT・最終追い(2)】「状態はいいが、道悪は…」ミッキードリーム・音無師 など

マイルでの初白星を目論むミッキードリーム。陣営は良馬場での競馬を願っているが…

昨年秋は朝日CC勝ち、続く毎日王冠ではダークシャドウの0秒1差とここでは地力上位の存在なのがミッキードリームだ。デビュー以来一貫して1800mもしくは2000mのレースを使われ続けたが、昨年のマイルCSでマイルに初挑戦(0秒7差9着)。今期休養明け初戦にも東京新聞杯がチョイスされ0秒6差の6着に入っている。「本質的にはマイル向き。ここで賞金加算して安田記念へ??」とは、管理する音無師が抱く青写真だ。28日の追い切りは和田騎手が跨り、栗東坂路で僚馬ヒーロー(5歳1000万下)を相手に併せ馬。騎手騎乗ながら脚色劣勢での1馬身遅れ入線となったが「相手は動く馬だから、もっと苦戦するかと思ったぐらい。状態はいいよ」と、指揮官は平然としたもの。ただ、馬場状態に話が及ぶと「週末の天気が下り坂なのがね……。道悪だと厳しい競馬になる」と、表情が曇っていた。 オセアニアボスにとってベスト条件はオープン特別勝ちもある1400mだが「折り合い面が成長。いまは1600mでも心配ない」とは矢作師の見立て。短期放牧後だが緩んだ雰囲気はなく09年3月の500万下条件戦以来となる2年ぶりのマイル戦勝利を目論み、調整は順調だ。28日の最終追いでは栗東坂路4F52秒2-1F12秒6の好タイムを馬なりでマーク。併せた3歳馬(ガンジス)を突き放すには至らなかったが、これは相手が良く踏ん張ったもので、確実に前走時以上の状態にあると見ていい。「時計的には十分」と、安藤助手は笑みを浮かべていた。 登録時の賞金順では微妙な位置にいたベルシャザールだが賞金上位馬が相次いで回避し、出走に至っている。スプリングSで2着、日本ダービーで3着の力量馬だがノド鳴りに近い症状があり、昨年秋に手術が施された。休養後は3月頭から入念に乗り込まれ、追われるごとに力強さが戻ってきている。しっかり立ち直った様子だ。28日の最終追いは四位騎手が手綱を握り、栗東坂路で併せ馬。オープン馬スマートロビンを相手に脚色優勢で先着、タイムは4F53秒7-1F13秒3(一杯)と上々の仕上がりぶりを見せている。「ノドの手術明け。実戦でどうかだけど、ここ3週はいい動きを見せており態勢は整った。ただ、ハンデ57キロは見込まれたね」と、松田国師。 ★エーシンジーラインとの追い比べを制しました 【朝日CC】ゴール前は大接戦!制したのは1番人気ミッキードリーム ★【ダービー卿CT】の出走各馬の追い切り評価は? データ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」 ★オセアニアボスを管理する矢作厩舎公式ブログです 矢作厩舎公式ブログ「よく稼ぎ、よく遊べ!」
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