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【阪神牝馬S・最終追い(1)】3頭併せで先着 アパパネに復調気配 など

先行していた相手をあっさり抜き去ったアパパネ。やや体は立派に映るが、乗り込みは入念で気配は悪くない。

ここまでGI5勝のアパパネは春の大目標をヴィクトリアM連覇に見据えて、ここで復帰。関西でのレース前には早めに栗東入りするのがパターンで、今回も美浦での調整を経て3月下旬に栗東へ入っている。1週前に栗東坂路でびっしり追われ、気合い乗りがぐんと良くなってきた印象だ。最終追いは先週に引き続き岩田騎手が跨り、ウッド3頭併せ。内に潜り込んで終い追われると、2頭相手にしっかり先着し6F87秒1-1F13秒4(一杯)をマーク。やや馬体は立派に見えるが、復調をしっかりアピールした。3歳時のローズSや昨年のマイラーズCなど“休み明けの前哨戦”はことごとく負けてきた過去があるが、牝馬同士の一戦なら能力の違いを見せつけての圧勝があっていい。 昨年このレース3着、前走は牡馬相手の阪急杯で僅差の2着と阪神芝1400mコースとの好相性を誇るスプリングサンダーは四位騎手が跨っての最終追い。栗東坂路4F55秒5-1F13秒9(馬なり)と時計は平凡だが、昨日の風雨により馬場が極端に悪化しており無理をさせなかったもの。追われても56秒?57秒台がやっと、という馬が軒並みいるなか、馬なりでこの時計なら状態の良さは強調できる。中間も四位騎手がつきっきりで調整を施しており、好時計を連発。初重賞制覇へ文句無しの調整過程だ。 昨年の桜花賞馬マルセリーナはここが始動戦だ。4日の最終追い切りは栗東ウッドでタガノジンガロ(5歳1600万下)ら2頭を追う3頭併せ。終い重点に追われ手応えにお釣りを残しながら、それぞれをあっさり突き放す絶好の動き。5F73秒3-1F12秒8(強め)と渋っていた馬場を考えればタイムも上々だ。これを含めて帰厩後は併せ馬を5本消化しており、さっそく力をフルに出せそうな態勢にある。1年前、ビッグタイトルを掴んだ舞台で久々のVなるか。 ★ブエナ、レディアルバローザの追撃を振り切りました 【ヴィクトリアM】アパパネがブエナビスタをクビ差凌ぎGI5勝目! ★【阪神牝馬S】出走各馬の追い切り評価は? データ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」
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