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【桜花賞・最終追い(3)】桜の女王は譲れないアイムユアーズ など

重賞2勝は能力の証。アイムユアーズが今度こそ戴冠だ。

3歳牝馬では重賞2勝馬であり、デビューから【3.2.1.0】と安定感抜群の成績を誇るアイムユアーズ。昨年の阪神JFでは、ジョワドヴィーヴルの末脚に屈したものの、持っている能力はメンバー屈指の存在だ。4日に行われた最終追い切りでは、栗東の坂路で軽く仕掛けただけだったが、4F57秒6でラストの1Fが13秒6と、不良馬場の影響も感じさせぬ軽快な動きを披露。管理する手塚師は「馬場が悪かったので今日は軽めの調整になりました。まずまずの時計でしたし、これなら本番でも力は発揮できるはずです。阪神JFでつけられた差を埋めるべく調整してきたので頑張って欲しいですね」と、雪辱を誓っていた。前哨戦の後は栗東トレセンに入り、本番に備えるのは阪神JFと同じパターン。2歳女王の座は譲ったが、桜の女王の座はどの馬にも譲れない構えだ。 前走のクイーンCでは、阪神JFで4着だったイチオクノホシを難なく退けたヴィルシーナ。オーナーが元メジャーリーガーの佐々木主浩氏とあって話題性も抜群の同馬だが、通算成績は4戦3勝、しかも、牝馬には負けたことがなく、その実力も本物だ。栗東のポリトラックで行われた4日の最終追い切りでは、6馬身先行するフェニックスソード(4歳500万下)を追走。軽快な脚どりで歩を進めると、最後は悠々と2馬身の先着し、タイムは4F50秒2-1F11秒5(強め)で2月のクイーンC以来の競馬になるが態勢は整っている。「前走でマイルの競馬を克服してくれましたし、先週、乗ったジョッキー(内田騎手)も手応えを掴んでいたようです。これまで予定通りにこれましたし、良い結果を期待します」と、友道師の表情も自信に満ち溢れていた。 デビュー戦から続く芙蓉Sと連勝し、3連勝を狙った阪神JFこそ3着に敗れはしたが、続く紅梅Sを完勝したサウンドオブハート。その後はあえてトライアルは使わず、桜花賞への直行を選択した。異例ともいえるローテーションだが、そこはJRA通算961勝を挙げる名匠松山康師のこと、勝算ありと見ていいはずだ。先週の土曜日に松岡騎手を背に坂路でビッシリと追い、4日の最終追い切りも坂路で単走追い。軽めの追い切りだったものの、四肢を大きく伸ばしたストライドで、馬なりのままゴール板を駆け抜けたが、4F54秒2-ラスト1Fが12秒0(馬なり)と数字以上に軽快な動きを見せた。「金曜に輸送するので、今日の追い切りは予定通り。スピードがある馬なので桜花賞が一番チャンスがあると思う」。落ちついた口調ながらも、名匠からは秘めた自信が感じられた。 ★早め先頭から押し切りV 【フィリーズレビュー】1番人気アイムユアーズが快勝して桜への切符を掴む ★名付け親はアノ人です! 【クイーンC】大魔神の期待に応えヴィルシーナが重賞初制覇 ★一瞬ヒヤッとするものの! 【紅梅S】断然の1番人気サウンドオブハートが貫禄の勝利 ★【桜花賞】の出走各馬の追い切り評価は? データ予想、追い切り速報など充実の「レース情報」
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