【福島民報杯】ヒットザターゲットが内から鋭く抜け出し初オープン勝ち

7日、福島競馬場で行われた福島競馬再開記念・福島民報杯（OP、芝2000m）は、古川吉洋騎手騎乗で単勝6.9倍の3番人気に支持されたヒットザターゲット（牡4、栗東・加藤敬）が道中は中団の内で脚を溜めると、直線で内ラチ沿いから鋭く抜け出して快勝。初のオープン勝ちを飾った。勝ち時計は1分58秒2（良）。 レースは、好スタートを決めたバイタルスタイル（牝5、美浦・池上）が押してハナに立ち、1番人気に支持されたトランスワープ（セ7、美浦・萩原）は2番手に控える。その後ろにマッハヴェロシティ（牡6、美浦・武藤）がつけ、2番人気に支持されたミッキーパンプキン（牡6、栗東・清水出）は4番手を追走する形となった。 向正面で2番手追走のトランスワープが早くもバイタルスタイルに並びかけ、後続も差なく続いたことで前半からかなりのハイペースに。直線入口ではバイタルスタイルが脱落し、替わってトランスワープが先頭に立ったもののすぐに脚を失うと、そこから後続が一気に襲い掛かって大勢が一変。 内からヒットザターゲットが一気に脚を伸ばして先頭に立ち、大外に持ち出して追い込んだダノンスパシーバ（牡5、栗東・佐々木）、間から伸びたモンテエン（牡5、美浦・松山康）の追撃を最後まで凌ぎ切り先頭ゴールを果たした。半馬身差の2着がダノンスパシーバ、さらにクビ差の3着にモンテエンが入線している。なお、1番人気のトランスワープは8着、2番人気のミッキーパンプキンは7着となった。 配当は単勝690円、馬連2,620円、馬単5,500円、3連複6,920円、3連単39,960円。勝ったヒットザターゲットは父キングカメハメハ、母ラティール（母父タマモクロス）という血統。 ※詳しいレース結果はコチラ ★1年5カ月ぶりに福島競馬が開催し木幡、武士沢、渡辺騎手がファンをお出迎え 福島競馬が再開し、多くのファンが詰めかける ★福島県南相馬市出身の木幡騎手がファンにあいさつ 木幡騎手が福島競馬再開にあたりメッセージ

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